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阪堺電気軌道 住吉~住吉公園間の軌道事業廃止を申請

2015.08.31
 阪堺電気軌道株式会社では、このたび、上町線住吉~住吉公園間(0.2km)の軌道事業を廃止することとし、8月28日、国土交通大臣に廃止申請書を提出した。
廃止予定路線
 上町線 住吉~住吉公園間(0.2km)
廃止予定日
 2016(平成28)年1月31日(日)
 ※1月30日(土)が運行する最終日(予定)
廃止の理由
 住吉~住吉公園間は、1913(大正2)年7月に、当時の南海鉄道株式会社が、上町線の住吉神社前(現:住吉)から南海本線住吉公園駅(現在の住吉大社駅)まで延伸し開通したのが起こりで、以後上町線は、天王寺駅前~住吉公園間を運行していたが、2014(平成26)年3月のダイヤ変更で、天王寺駅前~住吉公園間の運行の殆どを天王寺駅前~我孫子道間に変更したことにより、現在は朝の7・8時台(平日上下5本、土休日上下4本)のみ運行している。
 一方、住吉~住吉公園間の線路は、敷設後60年近く経過し、住吉交差の併用軌道や住吉公園停留場構内のポイント部は老朽化が進行し、今後も安全運行を継続するためには、抜本的改修が不可欠であるが、改修には数億円規模の費用が必要となる。
 以上の状況から、住吉~住吉公園間の軌道事業を廃止せざるを得ないとの決断に至り、廃止申請書を提出することとなった。
廃止後の対応について
 この区間の廃止に伴い、ダイヤ変更を実施し、住吉公園停留場に乗り入れている電車を我孫子道停留場までの運行に変更する。現在、住吉公園停留場を利用の方には、隣接する住吉鳥居前停留場を利用いただくこととなるが、ダイヤ変更後も現在の輸送力は維持する予定。これにより、我孫子道方面の利便性を向上させることとする。
 また、老朽化が著しい住吉交差部の軌道の改修を行い、阪堺線の電車運行および道路交通の安全性向上をはかる。

こちらを参照(pdf形式)


阪堺電気軌道 ウェブサイト


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