185系

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城端・氷見線にコンセプト列車

2015.01.22
 JR西日本金沢支社は、北陸新幹線開業を見据えた城端・氷見線の利用促進に向けて、既存車輌を改造したコンセプト列車を城端・氷見線で運行する。さらに、これまで城端・氷見線活性化推進協議会の中で議論を進めてきた城端線増便試行についても、新幹線開業にあわせて実施する。
■コンセプト列車の運行
○コンセプト
 線区のコンセプト「山と海」
 車輌のコンセプト「走るギャラリー」
○デザイン
 外観は、走るギャラリーに相応しい、モダンで品格のあるモスグリーンと、メタリックゴールドのカラーとし、山や田園、海沿いを優雅に走る貴婦人をイメージしている。
 内装は、海側の座席を窓向きに配置し、窓を一部大型化して車窓をダイナミックに楽しめるようにする。また、窓枠を額縁風にデザインし、車窓の景色を一枚の絵画のように演出する。
○運行開始時期
 北陸デスティネーションキャンペーン(平成27年10月から12月)までに運転開始予定
○運行区間
 城端線(高岡~城端駅間)、氷見線(高岡~氷見駅間)
○運転日
 土曜日・休日を中心にコンセプト列車として運行(年間100日程度)予定。
 ※平日は他の普通列車と同様に運用する予定
○対象車輌など
 対象車輌:キハ40 1輌
 座席定員:約50名
○地元との連携
 利用客に城端・氷見線を満喫していただけるような「おもてなし」を地元の方々と連携し、検討していく。
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▲城端・氷見線で運行されるコンセプト列車の外観イメージ。
 画像:JR西日本 プレスリリースより(下画像とも)
▼コンセプト列車の内装イメージ。
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■城端線増便試行(城端・氷見線活性化推進協議会)
○実施目的
 北陸新幹線との接続など乗継利便性の向上による城端線の利用促進
○実施期間
 2015(平成27)年3月14日から2017(平成29)年春
○増便区間
 高岡~城端間
○増便本数
 8本(上り4本、下り4本)

JR西日本 ウェブサイト


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