JR西日本は1月16日、『大阪環状線改造プロジェクト』の一環として、2015(平成27)年3月14日ダイヤ改正の概要を発表した。 主な内容は次の通り。■大阪環状線から阪和線・大和路線へ直通する快速を増発 夕時間帯(概ね16~20時台)に大阪環状線から阪和線・大和路線へ直通する快速を増発する。これにより、同時間帯の阪和線・大和路線へ直通する快速がそれぞれ1時間あたり4本に増加し、概ね15分間隔での運転となることで、大阪環状線から鳳・和歌山・王寺・奈良方面への利便性が向上する。 なお、環状線を周回する列車は1時間あたり4本の運転に減少する。■京橋止めの列車を天王寺まで延長運転 夕時間帯(概ね17~20時台)に、外回り列車の京橋止め列車を天王寺まで延長運転する。これにより、同時間帯のすべての列車が天王寺まで運転され、運転間隔が均等になることで駅での待ち時間が短縮するなど、大阪から森ノ宮・鶴橋方面への通勤・通学などの利便性が向上する。■JRゆめ咲線から大阪環状線を経由して各線への帰りが便利に 夕時間帯(概ね17~21時台)に、JRゆめ咲線から大阪・京橋・鶴橋方面へ直通する列車を中心に、列車を増発し、西九条行きシャトル列車と合わせ1時間あたり概ね8本の運転となる。また、西九条で阪和線・大和路線へ直通する快速と接続する列車本数が増加する。 これにより、ユニバーサルシティから大阪環状線・大阪環状線を経由して各線への帰りが便利になる。■土休日の朝時間帯にJRゆめ咲線の列車を増発 土休日の朝時間帯(概ね7~9時台)にJRゆめ咲線の列車を増発、乗車機会が1時間あたり7~8本となる。これにより、駅での待ち時間が短縮し、ユニバーサルシティへ出かけるのに便利になる。●JR西日本 ウェブサイト