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JR九州 若松~折尾間に「架線式蓄電池電車」導入

2014.11.28
 JR九州では、2016(平成28)年秋から若松線に大容量蓄電池を搭載した架線式蓄電池電車7編成(14輌)を順次導入することを発表した。
 これはJR九州としては初めての営業線への導入となり、交流電化区間で充電する蓄電池電車は日本で初めてとなる。
○概要
 JR九州は、電化されていない区間(非電化区間)を走行する気動車に替わる次世代の車輌として蓄電池で駆動する車輌の開発に取り組んでおり、実用化に向け量産車輌の製作に着手する。
 交流電化区間では従来の電車と同じように架線からの交流電力で走行し、走行・停車中に架線からの交流電力を変換して蓄電池に充電する。
 非電化区間では、パンタグラフを下げて蓄電池のみの電力で走行し、ブレーキ時に回生エネルギーを蓄電池に充電する。
○メリット
 二酸化炭素などの排出や騒音を低減。ブレーキ時に発生する回生エネルギーを蓄電池に充電させることでエネルギーを効率よく利用。
○導入する非電化区間
 筑豊本線(若松線:若松~折尾)
 車輌に搭載する蓄電池容量に適した線区長であり、かつ交流電化区間との直通運転という運用上のメリットがあることから若松線を選定。
○主な諸元
 車輌重量    70t/編成(2輌)
 設計最高速度  120km/h
 車体構造    一部低屋根化(パンダグラフ部)
 蓄電池     リチウムイオン電池(高電圧・大容量蓄電池)
○営業運転開始時期(予定)
 2016(平成28)年秋に1編成2輌を先行導入し、2017(平成29)年春に6編成12輌を追加導入する予定。

JR九州 ウェブサイト


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