JR東日本新潟支社は、新潟県内の普通列車に順次導入予定であるE129系電車の今後の予定について発表した。
新潟県内で普通列車として運用している115系電車をE129系新型電車に順次置き換える予定で、現在、総合車両製作所新津事業所にて製造を進めている。
【E129系一般型直流電車に関する今後の主なスケジュール】
・営業線における試運転試験 10月8日~
信越本線(新津~羽生田:4往復)
・営業線における車輌性能試験 10月15日~
上越線(渋川~宮内)
信越本線(直江津~新潟)
越後線(柏崎~新潟)
弥彦線(弥彦~東三条)
羽越本線(新津~村上)
白新線(新潟~新発田)
※試験区間は予定
・車輌の展示 10月11日
東日本旅客鉄道株式会社新潟支社、株式会社総合車両製作所、第一建設工業株式会社の三社合同によるイベントである、総合車両製作所新津事業所公開イベント「レールフェスタ in にいつ2014」で新型車輌の外観を公開する。
【E129系の特長】
・115系と比較して約5割の消費電力量で走行可能。
・車内照明をオールLED化とし、従来の蛍光灯の約6割の消費電力量とすることが可能。
・ユニバーサルデザインを考慮したインテリア、車いすのまま利用できる大型トイレ、快適性向上のため座席幅の拡大、車内外の情報案内装置を充実させている。
・新潟地区の気候に対応した耐寒耐雪構造で、半自動機能付きの片側3扉車輌としている。