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JR西日本 フリーゲージトレインの開発状況を発表

2014.09.17

 JR西日本は、北陸新幹線金沢~敦賀駅間の開業に向けて、鉄道・運輸機構が開発している軌間可変技術を基に、国土交通省及び鉄道・運輸機構と連携して北陸ルート仕様(耐寒・耐雪、地震対策、交直流対応等)に適合するフリーゲージトレインの技術開発を進めているが、模擬台車による軌間変換試験を開始することとフリーゲージトレインの開発状況を17日に発表した。

 模擬台車による軌間変換試験は、今年10月より北陸本線敦賀駅構内に新設するGCE(軌間変換装置)実験線で開始する。

 試験概要は模擬台車に牽引車を連結して軌間変換装置を通過させ、軌間変換動作の確認等の試験を実施するもの。

 また開発状況であるが、今年度中に北陸ルート仕様のフリーゲージトレイン試験車の設計・製作に着手し、GCE実験線で得られた結果を反映させ、平成28年度中に走行試験を開始する予定となっている。

 なお試験車輌は、交流25000V(60Hz)、直流1500Vの交直流車6輌編成で、走行予定線区は新幹線区間が北陸新幹線、在来線区間が湖西線および北陸本線としている。


JR西日本 ウェブサイト


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