10月4日(土)~11月30日(日)、兵庫県立考古博物館にて特別展「鉄道がきた!―舟運・海運・馬車道・鉄道―」が開催される。
この展覧会は、幕末から明治・大正期までを対象とし、兵庫県内の鉄道関連遺跡から出土した発掘資料や遺構を紹介するとともに、近代化を牽引したといわれる鉄道を基軸に、舟運・海運や馬車道と鉄道との関係や、鉄道の発展と地域産業との関係などを垣間見るものとなっている。
○開催期間
2014(平成26)年10月4日(土)~11月30日(日)
○開催場所
兵庫県立考古博物館 特別展示室
兵庫県加古郡播磨町大中1-1-1
(JR土山駅下車徒歩15分・山陽電車播磨町駅下車徒歩25分)
TEL 079-437-5589
○観覧料
520円
○展示構成
・プロローグ 近世から近代へ―幕末・明治の交通事情
・鉄道がきた!(1870年代~)―鉄道と海運
・鉄道延伸と鉄道技術の自立(1880年代~)―私鉄・山陽鉄道の開業
・兵庫県内の南北連絡路線の敷設(1890年代~)―馬車道・舟運の終わり
・地元ゆかりの私鉄(1910年代~)―山陽電鉄と別府鉄道
・エピローグ 昭和~現代まで―交通の発展
○講演会
10月11日(土)
小野田滋氏((公財)鉄道総合技術研究所情報管理部担当部長)
「日本の鉄道技術と兵庫-それは兵庫から始まった-」
10月18日(土)
長濱誠司氏((公財)兵庫県まちづくり技術センター副課長)
「播但線の物語」
11月8日(土)
小西伸彦氏(吉備国際大学外国語学部准教授)
「山陰山陽連絡鉄道敷設計画と播磨・境ルートの検証」
11月22日(土)
松下孝昭氏(神戸女子大学文学部教授)
「明治の兵庫県と鉄道網」
○関連イベント
(1)10月4日・5日(土・日)
鉄道模型走行会(Nゲージの走行会 協力:明姫鉄道模型クラブ)
(2)10月26日(日)
親子でボトルシップをつくろう!(協力:神戸海洋博物館ボトルシップ愛好会)
(3)11月9日(日)
廃線ウォーク「別府鉄道を歩く」
講師:元別府鉄道常務 工藤司郎氏
(4)11月15・16日(土・日)
ミニ鉄道走行会(ミニSL・電車乗車体験 協力:OSライブスティームクラブ)
(5)11月23日・24日(日・月祝)
考古博であそぼう「鉄道ごっこ」
鉄道模型走行会(Nゲージの走行会 協力:明姫鉄道模型クラブ)を併催
(6)紙芝居「別府鉄道物語」
※ひょうご考古楽倶楽部による自主制作紙芝居の上演
開催期間中の毎土・日曜日13:00~
○関連展示
(1)西日本旅客鉄道株式会社神戸支社「大阪―神戸間開業140周年記念写真展」
(特別展開催期間中)
(2)関西レイルウェイフォトグラファーズサークル「鉄道写真展」
(10月11日(土)~10月26日(日))