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227系近郊形直流電車の概要について

2014.06.20

 JR西日本では、広島エリアで運行している115系近郊形電車などの置き換えとして、広島エリアではJR発足以降はじめてとなる新型電車227系近郊形電車を投入する。



▲227系外観イメージ

画像提供:JR西日本



■投入線区

 広島エリア山陽本線、呉線、可部線



■投入車輌数

 276輌

(3輌編成×64本、2輌編成×42本)



■主な車輌仕様



(1)最高運転速度

 110km/h



(2)車体構体

 ステンレス車体



(3)安全性向上対策

 鉄道輸送のさらなる安全性、安定性の向上を目指して開発を進めてきた「新保安システム」をはじめて車輌に搭載するとともに、運転台の計器類を液晶画面表示するシステムを新たに導入している。また、JR西日本が最近の新車で導入している車輌異常挙動検知装置や先頭車間転落防止ホロの設置、衝撃吸収構造などの安全対策についても全て採用している。



○新保安システムの搭載

 車輌にデータベースを登録することで、従来のATSの機能に加えてさまざまな運転支援機能を実現できるシステム。なお本システムは、地上設備などの整備が完了次第、順次使用開始する予定。



○運転台計器類の液晶画面表示の採用

 JR西日本の安全研究所などによる操作しやすい運転台の開発に関する研究成果などを踏まえ、速度計・圧力計などの運転台計器類を液晶画面にて表示させる装置を新たに採用した。



○戸挟み安全対策

 従来の戸挟み安全対策である戸閉可変制御システムの採用に加えて、今回新たに側引戸に傘などが挟まれ引き抜こうとした際の戸先ゴム内の圧力変動を検知し、音声警報および表示灯により運転士に知らせる機能を採用。



○車輌異常挙動検知装置の設置

 脱線などの異常を検知した際に、自動的に緊急停止・列車防護(近隣の列車を止める)する装置を取り付けている。



○先頭車間転落防止ホロの設置

 先頭車同士が連結した際も連結箇所への転落を防止するホロを取り付けている。



○衝撃吸収構造の採用

 前面衝突の際の客室、乗務員室の衝撃を低減するなどの構造を採用。



(4)客室設備など



▲227系インテリアイメージ

画像提供:JR西日本



○省エネルギー化の推進

・室内灯LED照明の採用



○車内の安全性向上

・とっさの際につかまりやすい形状、オレンジ色調の吊手・手スリの採用

・大型袖仕切りの採用

・手スリ、荷物棚端部の曲線化



○バリアフリー対応設備の充実

・多機能トイレ、車いすスペース、ドア開閉ランプの設置

・乗降口、優先座席の識別標記



○LED式車内表示装置の設置(次駅表示など)



○列車種別・行先表示の一体化およびカラーLEDの採用



■デザイン

 室内・室外とも、広島らしさを象徴する親しみを感じさせる「赤色」を基調とした色調としている。


こちらを参照


JR西日本 ウェブサイト


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