天理大学付属天理参考館では、4月9日(水)より「近鉄電車展-日本最大の私鉄開業1世紀-」を開催する。
近畿日本鉄道の母体である大阪電気軌道が、上本町奈良間、現在の奈良線を大正3年に開業し1世紀を数える。幾多の合併・再編を経て、大阪府・奈良県・京都府・三重県・愛知県に路線を持つ、日本最大規模の私鉄となった近鉄は、都市間交通だけではなく、名所旧跡への重要な交通手段として発展してきた。本展では、乗車券や関連する紙資料を中心に、大私鉄の歴史をひもとき、地域住民の足としてはもちろん、広範囲のネットワークとして果たしてきた役割について見てみる。
▲近鉄奈良線開業時乗車券
画像提供:天理参考館
○タイトル
「近鉄電車展―日本最大の私鉄開業1世紀―」
○会場
天理大学附属天理参考館 3階企画展示室
○会期
2014(平成26)年4月9日(水)~5月27日(火)
(4月15・22・28・30日、5月7・13・20日は休館)
○主催
天理大学附属天理参考館
【イベント等】
▲鉄道模型ジオラマ
画像提供:天理参考館
○ギャラリートーク
・日時:4月18日(金)、5月26日(月)13:30~
・担当:学芸員 乾 誠二
○企画展記念講演会
「学園前」と「学研都市」―丘陵開発をめぐる〈民〉と〈官〉―
・日時:4月26日(土)13:30~
・講師:関西学院大学社会学部 教授 島村 恭則氏
○トーク・サンコーカン(公開講演会)
資料でたどる近鉄のあゆみ―奈良線開業1世紀―
・日時:5月24日(土)13:30~
・講師:学芸員 乾 誠二
○硬券印刷実演と鉄道模型走行
・日時:4月12日、18日※、29日、5月3日、6日、17日、24日※、26日※
各日11:00・14:30の各2回(約30分)
※5月24日は午前のみ、4月18日・4月26日は午後のみ開催。会場で記念券を配布。