九州旅客鉄道株式会社では、豊後森機関庫をはじめ、伐株山、城下町など、数々の観光スポットがある玖珠町において、現在、玖珠町と観光開発を進めているが、この「玖珠エリア観光開発」のキックオフとして、玄関口である豊後森駅をリニューアルする。
デザインについては、九州新幹線〈つばめ〉や大分駅ビルをはじめ、JR九州の数々の列車や駅舎を手掛けている、水戸岡鋭治氏が担当する。
○リニューアルオープン
平成25年9月下旬予定
○デザインコンセプト
築84年を迎える豊後森駅は、丸太を多用しており、良質な風情あふれる素材での造りとなっている。今回のリニューアルでは、駅前広場には植樹を行い、「森の中にある豊後森駅」として生まれ変わる。駅舎は良質な素材を残しつつ、「土」や「大地」を連想する色と言われている「茶色」で塗色し、自然と調和した駅としてリニューアルする。
(注)駅舎のリニューアルは、平成25年9月下旬予定だが、駅前広場の植樹は駅舎のリニューアル以降に行う。
○整備内容
(1)駅舎・トイレの外壁塗装と格子を設置
(2)駅舎屋根の塗装
(3)乗換こ線橋の改良
(4)駅待合室の改良
○駅概要
(1)駅名 豊後森駅(ぶんごもりえき)
(2)駅体制 委託駅
(3)営業時間 7:10~19:15まで
(4)列車本数 平日:上り17本 下り14本
休日:上り16本 下り15本
(5)駅舎 木造
(6)住所 大分県玖珠郡玖珠町大字帆足245-5
▲イメージ図
画像提供:JR九州