四国旅客鉄道株式会社では、国鉄初のトロッコ列車として昭和59年のデビュー以来、予土線で多くのお客様にご利用いただいた〈清流しまんと号〉について、平成25年8月31日まで現行デザインで運行し、平成25年10月5日(土)より水戸岡鋭治氏のデザインによりリニューアルした車輌で運行を開始する。
○リニューアル車輌の概要
牽引車輌のキハ54形式車輌とあわせて、鮮やかな山吹色をまとった外装とする。トロッコ車輌のインテリアも、山吹色をアクセントカラーに、木のぬくもりを演出する空間とする。また、防雨・防寒のための着脱式シートを設置するなど、より快適に利用できるトロッコ列車にリニューアルする。
(1)デザインコンセプト
貨車を改造したトロッコ車輌の素朴さや楽しさを、山吹色のボディーで表現。このカラーリングは元気を感じられる色であり、鬼北地域の田園風景・四万十川流域の川や山々の緑に映える色でもあり、木漏れ日と、山吹色のテントからのやさしい光につつまれる車内を、四万十川の雄大な自然を楽しめる特等席としてしつらえた。
(2)定員
40名(現行と同じ)
(3)リニューアルデザイン
※イメージ P:JR四国ニュースリリースより
(4)名称
「しまんトロッコ」
○秋シーズンの運転日
10月、11月の土曜、日曜、祝日
○運転時間・トロッコ乗車区間
(下り)〈しまんトロッコ1号〉窪川 15:01発→土佐大正 15:32→【トロッコ乗車区間】→江川崎 16:25→宇和島 17:44着
(上り)〈しまんトロッコ2号〉宇和島 11:32発→十川 12:54→【トロッコ乗車区間】→土佐大正 13:20→窪川 13:51着
※座席指定券 大人510円 小児250円(トロッコ車輌のみ指定席となる)
○その他
8月31日の現行車輌での運転終了にあわせ、記念乗車証の配布及び記念ツアーを実施予定。