富山地方鉄道株式会社では、輸送力増強のため、首都圏の大手私鉄から大型の20m級オールステンレス車輌を導入する。
今般導入する車輌は、同形車輌が現在も現役で活躍中であり、ブレーキ時には車輌で発電した電気を架線に送り、他の電車に供給する電力回生ブレーキを備え、また、ステンレス車としては車体のデザイン性にも優れ、オールステンレス製であることから腐食の心配もなく、長期に亘り活躍することが期待される。尚、富山地方鉄道にロングシートの電車が走るのは、18年振りとなる。
■譲受先
東京急行電鉄株式会社
(東急テクノシステム株式会社から購入)
■導入車輌数
4輌
■車輌の仕様
(1)車体 オールステンレス製4扉車
(2)長さ×幅×高さ 20,000×2,800×4,100mm
(3)定員 141人
(4)最高運転速度 110km/h
(5)編成 2輌編成×2
(6)省エネ対策 軽量車体、電力回生制動
■運用開始
平成25年9月
■運行路線
鉄道全線