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特急〈いなほ〉車輌を一新

2013.06.27

 東日本旅客鉄道株式会社新潟支社では、白新線・羽越本線を運転している特急〈いなほ〉(新潟―酒田・秋田間)について、現在使用している485系車輌から常磐線で使用していたE653系車輌に順次置替えを行い、特急〈いなほ〉の車輌を一新する。乗り心地の向上、車内騒音の低減、大型の窓からの眺望、バリアフリー設備、ラウンジスペースを備えたグリーン車の設置など、サービスの向上を図り、快適な移動空間を提供する。また、車体の塗装色は羽越本線を走行する特急〈いなほ〉に相応しい、新たなデザインとした。



○投入車輌

 E653系(1000番代)



○投入線区

 白新線・羽越本線



○投入時期

 2013年秋頃から一部列車に投入開始(順次拡大)



○編成数

 56輌(7輌×8編成)



【E653系車輌の概要】

・形式

 E653系(1000番代)

・編成

 7輌編成(1号車グリーン車)

・車体

 アルミ車体

・座席数

 428席(グリーン席18席、普通席410席)

 ※従来の485系車輌(6輌 グリーン席16席 普通席366席)



▲車輌イメージ P:JR東日本新潟支社ニュースリリースより



▲編成イメージ P:JR東日本新潟支社ニュースリリースより



・白新・羽越本線を走行する特急〈いなほ〉と新潟、庄内地区の特徴をイメージした新たなデザイン・カラーリングとした。

・キーワードを「夕日・稲穂・海」とし、編成全体で日本海沿岸部の美しい夕日をモチーフに、夕日と波、夕日が沈む日本海に映り込む空の色合いを、緩やかな曲線と色彩で表した。

・普通車は車内全体をブルー基調で統一、シンプルで清楚かつ明るく開放的な室内とした。

・グリーン車は「扇」をモチーフとしたシンプルなデザインのパーテーションと実る稲穂をイメージした色調の上品かつ落ち着きある室内とした。

・4号車に設置したバリアフリー対応トイレなど、多様なニーズに答えるための車輌設備を充実させた。

・1号車グリーン車に、ゆったりとくつろぎながら車窓を楽しめるラウンジスペースを設置。

【グリーン車の特徴】

 新潟と酒田・秋田間を結ぶ長距離をゆったりとくつろげるよう、窓枠に合わせた広いシートピッチの確保やラウンジスペースの設置など、〈いなほ〉独自の魅力ある空間を実現。

○海側2席+山側1席の余裕のある大型リクライニングシートを採用(18席)、シートリクライニング時のプライベートスペースを確保するため、各席前後にパーテーションを設置。

○景色を楽しみながら談話ができるラウンジスペースを設置。(海側は窓向き、山側は対面)

○インテリアイメージは、実る稲穂をイメージした色調を採用。

 

▲グリーン車とラウンジスペース(イメージ)

P:JR東日本新潟支社ニュースリリースより



 なお、本誌最新号2013年8月号(No.359号)では、特集「485系最終章」において、現行の特急〈いなほ〉使用車輌について取り上げている。

 Rail Magazine最新号についてはこちらを参照。


JR東日本新潟支社 ウェブサイト


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