185系

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JR東日本「クルーズトレイン」を新造

2013.06.04

 東日本旅客鉄道株式会社では、昨年10月に「グループ経営構想V(ファイブ)~限りなき前進~」を策定し、その中で観光立国の推進の一環として「豪華列車の導入」を行うこととした。この豪華列車による「日本を楽しむあなただけの上質な体験」の提案を目的として、フラッグシップとなるクルーズトレインを新造する。



【概要】

◆運行エリア

 東日本エリアを中心に「季節やテーマに合わせて日本列島を巡り、これまでにない感動を味わう旅行プラン」を検討する。



◆運行開始時期

 2016年春以降の運行開始を目指す。



◆車輌について

 JR東日本のフラッグシップ列車としてふさわしい優れた乗り心地や高い静粛性をさらに磨きあげるとともに、新しい時代に求められる機能や要件を積み上げていくことを念頭に新しく開発する予定。

 車輌のデザインコンセプトは「時間と空間の移り変わりを楽しむ列車」。

 デザインは世界的な工業デザイナーでKEN OKUYAMA DESIGN代表の奥山清行氏のプロデュースによるもの。

 車輌の性能は、電化・非電化区間を問わず走行が可能で、安定した走行性能と高い冗長性を両立する新開発の動力方式(※EDC方式)とする予定。

 また優れた乗り心地や高い静粛性を実現するため、フルアクティブ動揺防止制御などをさらに磨きあげたものを採用予定。

 列車編成は10輌の専用編成とし、パブリックスペースとしては、ダイニングやラウンジを用意。またプライベートスペースとして1輌当たり2~3室の客室とし、2クラスのスイートルームを提供する予定。



※EDC方式

 電化区間では、架線から供給される電力によって走行し、非電化区間では、車輌に装備した大出力のエンジン発電機を稼働させ、発電機からの自給電力によって自力走行する。いずれの区間も、一般的な電車のようにモーターを駆動して走行し、安定した走行性能と高い冗長性の両立が可能。また本動力方式の採用は日本国内では初となる。


こちらを参照(pdf形式)


JR東日本 ウェブサイト


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