京王電鉄では、10月3日(水)から井の頭線で特別ラッピング車輌を運行する。
特別ラッピング車輌は社内公募により選ばれたデザインを採用、井の頭線のイメージであるレインボーカラーを車体ラインに施すとともに、井の頭公園や線路脇のあじさいなど、沿線の名所や魅力を表現したステッカーを貼付する。また、前面は清潔感のある「ホワイト」をベースとし、窓枠下にレインボーカラーのラインを施している。
対象車輌は1000系1779編成で、10月3日(水)から約1年間の運行を予定。同編成は車両ビジョンを搭載しており、ニュース・天気予報や広告などのコンテンツを放映するほか(ニュースは10月中旬~下旬頃より配信予定)、客室内は環境にやさしいLED照明としている。
車体デザインは、渋谷方先頭車のクハ1779が、赤色から黄色へのグラデーションで、渋谷の待ち合わせの名所である「忠犬ハチ公」のイメージをラッピング。デハ1129は黄色から緑色へのグラデーションで、新緑がきれいな「井の頭公園」のイメージをラッピング。デハ1079は緑色から紺色へのグラデーションとなり、井の頭線脇を流れる神田川を泳ぐ錦鯉をラッピング。デハ1029は紺色から紫色へのグラデーションとなり、井の頭線の初夏の風物詩であり、線路脇に咲く「あじさい」をラッピング。吉祥寺方先頭車のクハ1729は紫色から赤色へのグラデーションで、桜の名所井の頭公園をはじめ、沿線随所で咲きほこる「さくら」をラッピングしている。
▲特別ラッピング車輌となった1779編成吉祥寺方先頭車クハ1729。
P:京王電鉄 ニュースリリースより(下画像とも)
▼特別ラッピング車輌の車体側面ラッピングイメージ。上から渋谷方先頭車(クハ1779)~吉祥寺方先頭車(クハ1729)の順。