京成グループの鋸山ロープウェーは、開業50周年を迎える2012(平成24)年12月から新型ゴンドラ2輌を導入し、運行を開始する。
▼12月より運行を開始する2輌の新型ゴンドラ。
P:鋸山ロープウェー ニュースリリースより
今回導入するゴンドラは、1962(昭和37)年の開業時に導入したゴンドラを1988(昭和63)年に代替して以来24年ぶりで、3代目となる。
ゴンドラ本体はスイス・CWA社製。1号車の塗装色は千葉県の県花である菜の花をイメージした黄色で、愛称は“かもめ”。2号車の塗装色は同社所在地である富津市金谷の美しい夕陽をイメージした赤色で、愛称は“ちどり”。どちらも妻面と側面には鋸山の「のこぎり」と「50周年」を表す5個の山型と「NOKOGIRIYAMA」の文字が配される。
ゴンドラの寸法は4,700mm×1,740mm×2,285mm。重さは2,300kgで、乗車定員は41名(ガイド1名含む)。