JR東日本盛岡支社では、2012(平成24)年4月~6月に開催される「いわてデスティネーションキャンペーン(いわてDC)」に向け、485系を大幅にリニューアルするとともに愛称を募集していたが、厳正な審査の結果、愛称を“ジパング”と決定した。
▼愛称が“ジパング”に決まった485系改造車の外観イメージ。
イラスト:JR東日本盛岡支社 プレスリリースより
“ジパング”は応募中15位だったが、マルコ・ポーロが東方見聞録に記した「黄金の国」のモデルになったとされる中尊寺金色堂を始めとした「平泉」を、国際的な観光地としてイメージできる愛称であること、「東方見聞録」や「マルコ・ポーロ」から想起される旅や冒険のイメージが、いわてデスティネーションキャンペーンのキャッチコピーの副題「~そういう旅に私はしたい。」のイメージとも適合することで選定された。ちなみに応募第1位は“金・黄金”、 第2位は“平泉”、第3位は“みちのく”。
“ジパング”編成は、いわてDC期間中は盛岡―一ノ関間での運行を予定し、その後は、岩手県内を中心に、広く東北の観光を盛り上げる列車として運行する。