JR貨物では、全国各地と東北各県を結んで、食品・燃料等の生活関連物資を運びライフラインの役割を果たしている貨物列車の機関車に、一日も早い被災地の復興を願うメッセージを込めた「ラッピング機関車」の運行を開始した。
ラッピング機関車はEH500形電気機関車15輌で、共通デザインのラッピングに宮城版、青森版、岩手版、福島版のラッピングが施されている。
宮城版(6輌)は4月26日から、青森版(3輌)は5月3日から、岩手版(3輌)は5月6日から、福島版(3輌)は5月7日から運行を開始している。運行期間は運行開始日から概ね6ヶ月間を予定。
▲車体への貼付イメージ。宮城版、青森版、岩手版、福島版のデザインは山側にラッピング。
イラスト:JR貨物プレスリリースより(以下5点とも)
▲共通デザイン「みんなと共にがんばろう!東北」。デザイン提供者は東北観光復興WG。
▲(左)宮城版の「復興へ頑張ろう!みやぎ」。デザイン提供者は宮城県観光協会。
(右)青森版の「がんばろう、にっぽん いっしょに青森」。デザイン提供者は青森市。
▲(左)岩手版の「つなげる・つながる まごころ いわて」。デザイン提供者は岩手県観光協会。
(右)福島版の「がんばろう ふくしま!」。デザイン提供者は福島県。