JR四国は2011(平成23)年3月12日(土)にダイヤ改正を実施する。
予讃線では、朝時間帯に松山発宇和島行きの特急〈宇和海〉1本を新設するほか、伊予吉田駅に全ての特急が停車し、伊予中山駅も4本が増停車する。なお深夜時間帯に運転している特急〈宇和海27号〉は廃止となる。
土讃線では、早朝の時間帯に高知発高松行き特急〈しまんと〉を1本新設するほか、朝時間帯に中村発高知行きと高知発宿毛行の特急〈あしずり〉を新設。さらに夜の時間帯には中村発高知行き特急〈あしずり〉を新設する。このほか、特急〈南風10号〉の運転区間を変更し、特急〈しまんと6号〉を廃止する。普通列車ではホームこう上工事完成に伴ない、琴平―土佐山田間で一部列車をキハ54・32形から1000型気動車に置換え、居住性の改善を図る。
高徳線では、朝の時間帯に高松発徳島行き特急〈うずしお〉を1本新設、讃岐白鳥駅に特急が2本増停車する。
鳴門線では、ホームこう上工事完成に伴ない、池谷―鳴門間の普通列車31本のうち19本をバリアフリー設備を備えた1500型車輌等に置換え、サービスアップを図る。
牟岐線では、朝の時間帯に運転している特急〈ホームエクスプレス阿南2号〉を阿南始発から牟岐始発に運転区間を延長し、列車名を特急〈むろと2号〉に変更。また、現行の牟岐発阿波池田行き特急〈剣山3号〉を阿南始発に変更する。さらに阿波橘駅と新野駅に新たに特急2本が停車する。