阪急電鉄では、神戸線・宝塚線に9000系、京都線に9300系を順次投入しているが、このほど神戸線に9000系1編成(9002×8輌)を増備し、12月17日(金)より営業運転を開始する。
今回投入される9000系は、省エネルギー性能の向上を目指して車輌製造メーカーの日立製作所と共同開発したもので、同電鉄としては初めてすべての車内照明にLED照明を導入している。
また、環境省が推進する「チャレンジ25キャンペーン」に賛同し、今回投入の9000系に“あかり” をテーマにした車体ラッピングを行ない、営業運転開始日から2011(平成23)年3月末までの期間、省エネルギーを呼びかける“未来のあかり号”として運行する。
▼“未来のあかり号”の側面デザインイメージ。
イラスト:阪急電鉄/日立製作所 プレスリリースより
★“未来のあかり号”について
■運行期間:2010(平成22)年12月17日(金)~2011(平成23)年3月31日(木)
■特徴
○環境メッセージ列車“エコトレイン 未来のゆめ・まち号”や“カーボン・ニュートラル・トレイン 摂津市駅号”の車体ラッピングデザインのテイストを引き継ぐとともに、省エネルギー効果の高いLED照明の“あかり”をイメージさせるラッピングデザイン。
○車内の液晶モニターやポスターなどで、阪急電鉄および阪急電鉄グループの環境施策や、環境省が新たに展開する「SMARTMOVE」キャンペーンに関する情報を紹介。