京浜急行電鉄では、2010(平成22)年5月16日(日)にダイヤ改正を実施する。
この改正は、京急蒲田駅付近連続立体交差事業の進捗に伴ない、本線平和島駅―六郷土手駅間および空港線京急蒲田駅―大鳥居駅間の上り線が同日から高架化されることにあわせて実施されるもの。
また、羽田空港の本格的な国際化にあわせ、更なる空港アクセスを向上するため、横浜方面―羽田空港間では、新逗子駅発の8輌編成「エアポート急行」を新設、新逗子―横浜―京急川崎―京急蒲田間の利便性向上と羽田空港への輸送力増強を図る。
なお、「エアポート急行」新設に伴ない、従来、快特・特急に連結していた4輌編成での運転は基本的に取りやめる。
さらに、品川―羽田空港間をノンストップで運転する新「エアポート快特」を設定し、都心・成田空港方面へのさらなる利便性向上を図る。
この他、快特が新たに金沢八景駅に停車し、逗子線や金沢シーサイドラインとの乗換え利便の向上を図る。
新逗子―横浜―京急川崎―羽田空港間の直通電車「エアポート急行」は、主に日中20分間隔(8輌編成)で運転。あわせて、品川・都心方面―羽田空港間で運転されている現在の「急行」も「エアポート急行」に改称となる。
また、新「エアポート快特」は品川―羽田空港間でノンストップ運転を実施(標準16分)。平日は主に10時台~15時台(20分間隔)、土休日は主に9時台~19時台(20分間隔)に運転する。なお、国際ターミナル(仮称)駅開業後は、新「エアポート快特」も同駅に停車する予定。