JR北海道では、1月31日より運行の〈流氷ノロッコ号〉に使用されるオハテフ500-51に、国内初となる鉄道車輌用のバイオトイレを試験的に搭載する。
→バイオトイレが試験的に搭載されるオハテフ500-51。
P:JR北海道 ニュースリリースより
P:JR北海道 ニュースリリースより
このバイオトイレはJR北海道と株式会社バイオラファー、スターエンジニアリング株式会社の3社で共同開発を行っているもので、排泄物を車輌内の汚物処理槽内で分解するため、従来の鉄道車輌で行っている排泄物の抜き取り作業が不要となり、汚物処理に必要なエネルギーと環境負荷を低減することができる。
JR北海道では、2010(平成22)年3月まで試験的搭載を予定しており、バイオトイレの各種データ収集や稼動状況の確認を行ない、実用化に向けて検討を進める。
■搭載期間:2009(平成21)年1月31日~2010(平成22)年3月(予定)
■搭載車輌:オハテフ500-51
■搭載数:1台
■〈流氷ノロッコ号〉運転予定
○運転日:2009(平成21)年1月31日~3月8日
○運転区間:網走―知床斜里間