JR貨物では、貨車の入換作業に使用しているDE10形ディーゼル機関車の更新時期を迎えたことから、高性能電池技術を応用したディーゼルハイブリッド方式の新型入換専用機関車を開発・試作を行なう。
ハイブリッド式のディーゼル機関車は国内初となり、現行の入換機関車との単体比較で排出ガスは30~40%以上、騒音は10デシベル以上の低減を目標とする。また今後開発するディーゼル機関車や電気機関車への応用も検討するという。
新型入換専用機関車は運転整備重量が60t、軸重が15t。軸配置はBo-Boの4軸駆動で、運転台配置はセミセンターキャブ方式が採用される。
主要寸法(計画)は、車体長(連結面)は15000mm、車体幅は2800mm。性能(計画)は最大牽引力が約20tf、最大踏面出力は500kWとなる。
完成時期は2009(平成21)年度末の予定。