JR北海道は、2008年秋から札幌圏において導入されるICカード乗車券「Kitaca」のサービス概要を発表した。
▲左より、Kitaca定期券・記名Kitaca・無記名Kitaca(プレスリリースより)
Kitacaは「Kitaca定期券」「記名Kitaca」「無記名Kitaca」の3種類。いずれのカードも入金(チャージ)機能が付く。発売は、Kitaca利用可能エリア内の駅のみどりの窓口にて取り扱うほか、「無記名Kitaca」はKitaca対応の券売機でも発売する。
▲Kitaca利用可能エリアとキャラクター(プレスリリースより)
今後のスケジュールとしては、8月中旬までに駅務機器を設置した後、8月中旬より社員モニター試験を、10月1日より利用客モニター試験を行い、モニター試験の状況によってサービス開始日を決定する。また、2009年春よりJR東日本の「Suica」との相互利用を予定している。
【Kitacaのメリット】
Kitacaには以下の6つのメリットがある。
- ワンタッチで改札を通過できる
- 自動清算できる
- 繰り返し利用できる
- 再発行できる
- 券売機で切符購入ができる
- 電子マネーとして使用できる(予定)
【Kitacaお客様モニター募集】
Kitaca導入に合わせて、モニター試験への参加者を一般募集する。募集概要は以下のとおり。
- モニター試験開始日
2008年10月1日(水)
※モニター試験終了日は別途決定次第連絡 - 実施区間
- 函館本線:小樽~札幌~岩見沢
- 千歳線:札幌~新千歳空港~苫小牧
- 学園都市線:札幌~北海道医療大学
- 函館本線:小樽~札幌~岩見沢
- 募集期間
2008年8月1日(金)~2008年8月15日(金) - 募集人数
500名 - 応募方法
JR北海道のウェブサイト(http://www.jrhokkaido.co.jp/)にて受付
※駅・旅行センター・電話での受付はしません