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東海道新幹線のインターネット接続サービス 来年3月開始予定

2008.06.26

 JR東海では東海道新幹線(東京―新大阪間)において、N700系車内で高速走行中にインターネットの利用を可能とするべく接続サービスの準備を行なっているが、6月26日、サービス開始時期および提携する通信事業者について発表した。



 このインターネット接続サービスはN700系の車内に構築された「無線LAN」のネットワークから線路沿いにあるLCX(漏洩同軸ケーブル)に情報伝送し、地上側に新設のインターネット接続装置を介してインターネットに接続するというもので、これにより高速走行中においても安定したインターネット接続が可能となる。

 回線速度は地上側から車上側へは最大約2Mbps、車上側から地上側へは最大約1Mbpsと動画を快適に閲覧するには十分な速度ではないが、メールやインターネット等のビジネスユースには十分に対応できる回線速度となる。



 サービス開始予定時期は2009(平成21)年3月。また通信事業者はエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社(NTTBP)との提携が合意、今後両社間でサービスの開始に向けて技術面やサービス面での検討を行なう。



 また、現在〈のぞみ〉停車駅(東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪)の待合室に整備している無線LAN設備についても、車内インターネット接続サービスにあわせて、東海道新幹線全駅の待合室に整備することとなった。

 こちらも2009(平成21)年3月を目途にサービス開始を予定しているが、駅ごとに開始日が異なるため、別途駅等で案内される。


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JR東海 ウェブサイト


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