後の下り「北近畿」を良好な光線とロケーションで2008.12.30中司朔良(兵庫県)【ガイド】3019Mから3023Mまでの「北近畿」3本は、1時間ごとに連続してB(旧塗色)編成で通過する。福知山線で、午後の下り列車を順光で狙えるのは、列車が西または北西を向く区間で、ここ広野附近の他には、下滝─谷川、柏原の手前と案外限定されている。特に篠山口以北は、山あいを走るため、冬場の夕刻は日照条件が悪い。そんな中で、青野川と武庫川両橋梁間の築堤をアウトカーブより狙う当地は、15:48頃に通過する3023Mまで良好な光線で撮影できる。ただし、冬場においては、3019Mの通過時刻(13時48分頃)には、まだ正面まで陽が廻らないので、サイド気味に狙うか、新三田方の直線区間で狙うのが良い。作例は3023M。【レンズ】90mm【アクセス】広野駅下車。左手に武庫川橋梁を見ながら南下すると、橋があるので、これを渡って橋梁方向に堤防を戻ると、ゲートボール場がある。この東側から築堤を狙う。国道176号線の広野駅北方から県道92号線に入り南下するか、三田市内から県道356号線・141号線を北上する。いずれも武庫川橋梁が目標。【国土地理院1/25,000地形図】藍本【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。