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資料館

春の富山の渡船を巡る② 如意の渡と伏木駅

2009.04.17
 
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県営渡船とともにレイル・ファンにも馴染みのあるのが高岡市伏木と射水市六渡寺(中伏木)を結ぶ「如意の渡」だ。

万葉線が軌道線に入って一つ目の駅、中伏木で下車。以前来た時は軌道線に沿ってJR貨物新湊駅の小ヤードがあったが、線路は新設された高岡貨物駅まで短縮されてしまい、完全に更地になってしまっている。

線路から数メートル、海辺にまるでバス停のような無人の待合室がある。これが六渡寺側の「如意の渡」の乗り場だ。

時刻表は15分毎だが、乗客がいなければ欠航となるようだ。運賃は大人200円。万葉線の「万葉線・如意の渡し一日フリー乗車券」でも乗船可能。対岸には伏木駅があるので、万葉線~氷見線の連絡にも便利だ。

やおら対岸から小さな船がゆらゆらとやってきた。

その名も「如意の渡し丸」。県営渡船に比べるとかなり小さいが密閉式(?)の客室とベンチが置かれた露天甲板が備わる。渡しの他に伏木港内の遊覧もやっているそうで、港湾好きの方にはお勧め。

伏木側の乗り場は詰め所や出札口もある。昔懐かしい記念撮影用のパネルもある。なんで弁慶と牛若丸かというと…。

実はこんな由来があるそうだ。

なのでこんな像もある。

歩いて数分のところに氷見線の伏木駅がある。以前来た時は結構大きなB-B型のDLが貨物の入れ換えをやっていたが、今日はなにやら閑散とした雰囲気が…。

どうやら貨物列車の出入りはなくなってしまったようで、広いヤードにはロータリーを付けたモーターカーがポツンと取り残されていた。 2009.4.17作成
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