← →県営渡船とともにレイル・ファンにも馴染みのあるのが高岡市伏木と射水市六渡寺(中伏木)を結ぶ「如意の渡」だ。万葉線が軌道線に入って一つ目の駅、中伏木で下車。以前来た時は軌道線に沿ってJR貨物新湊駅の小ヤードがあったが、線路は新設された高岡貨物駅まで短縮されてしまい、完全に更地になってしまっている。線路から数メートル、海辺にまるでバス停のような無人の待合室がある。これが六渡寺側の「如意の渡」の乗り場だ。時刻表は15分毎だが、乗客がいなければ欠航となるようだ。運賃は大人200円。万葉線の「万葉線・如意の渡し一日フリー乗車券」でも乗船可能。対岸には伏木駅があるので、万葉線~氷見線の連絡にも便利だ。やおら対岸から小さな船がゆらゆらとやってきた。その名も「如意の渡し丸」。県営渡船に比べるとかなり小さいが密閉式(?)の客室とベンチが置かれた露天甲板が備わる。渡しの他に伏木港内の遊覧もやっているそうで、港湾好きの方にはお勧め。伏木側の乗り場は詰め所や出札口もある。昔懐かしい記念撮影用のパネルもある。なんで弁慶と牛若丸かというと…。実はこんな由来があるそうだ。なのでこんな像もある。歩いて数分のところに氷見線の伏木駅がある。以前来た時は結構大きなB-B型のDLが貨物の入れ換えをやっていたが、今日はなにやら閑散とした雰囲気が…。どうやら貨物列車の出入りはなくなってしまったようで、広いヤードにはロータリーを付けたモーターカーがポツンと取り残されていた。 2009.4.17作成 全部を読む