← → 2002年から投入が開始された京急新1000形電車のうち、2003年の増備車までが履くM台車(T台車はTH-2100AT)。快速特急用の2100形同様に円筒案内式軸箱支持を採用し、形式も2100形用のTH-2100系を受け継いでいるが、2100形ではM・T共用だった台車枠が、新1000形ではT台車は主電動機や駆動装置の取り付け座を省略した専用設計となり、車軸も駆動装置の取り付けを考慮しない一様の太さのものとなった。また、軸ダンパの取り付け座はあるものの軸ダンパ自体は取り付けられていない。 写真は2003年増備の4輌固定編成、浦賀方先頭車デハ1409のもので、先頭側にアルミナ噴射による増粘着装置が取り付けられている。軸距:2100mm 車輪径:860mm軸箱支持:円筒案内式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)写真:2003.7.13 京急ファインテック久里浜事業所 RM 新1000形:RailMagazine225(2002年5月)号参照同2003年増備車:RailMagazine241(2003年10月)号参照2005.11.18作成LINKこれまでに収録した京浜急行電鉄関連の台車2HE OK-18I TS-310B TH-700K TH-2100AM