185系

資料館

TH-700K/京浜急行電鉄700形

2005.09.30
 
8:TH-700K
 京急初の4扉通勤車として1967(昭和42)年に登場した700形の台車である。M台車、T台車共通の設計だが、メーカーにより東急車輛製の編成は中空軸平行カルダン駆動、川崎車輌・川崎重工業製の編成はWN駆動と分かれ、台車形式末尾が前者はT、後者はKと異なる。
 写真は川崎重工業製のデハ700形735(浦賀寄先頭車)のもの。なお、京急からは2005年11月に引退となったが、高松琴平電鉄への譲渡車も引き続き京急時代と同じ台車で活躍を続けている。
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルばね

写真:2005.9.30 京急川崎 中村 建
KHK700.jpg
写真:2005.11.25 鈴木町-港町 中村 建
参考文献
復刻版 私鉄の車両18 京浜急行電鉄』飯島 巖・花沢政美・諸河 久(2002年 ネコ・パブリッシング)
2005.9.30公開/2005.11.28更新
LINK
これまでに収録した京浜急行電鉄関連の台車
2HE OK-18I TS-310B TH-700K TH-2100AM

  • このエントリーをはてなブックマークに追加