1958年最後の旧型特急車として6431系2編成4輌が名古屋線に登場した。1965年に格下げ改造され3扉ロングシート車となったが、旧型車とは思えない明るい2連窓、掛け心地の良い深いロングシートなど特徴のある車輌だった。名古屋線山田線ローカル列車で運用された後、1979年に養老線に転属。養老線の新性能化に伴い1993年に全廃された。 ’78.2 近鉄山田線 東松阪-櫛田 P:楢井勝行