185系

資料館

キハ59

2009.08.21
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1985年(昭和60年)、苗穂工場においてキハ56系を改造して誕生したリゾート列車。気動車によるジョイフルトレインの先駆的役割を果たした。千歳空港からのスキー客を石勝線沿線に建設されたリゾートホテルへ輸送するため、ホテルが列車を借り切り営業収入を保証する条件で、国鉄とホテルの提携によって改造された。3両編成で登場、両端の車両は展望車両、翌年中間車1両が増備された。内装はホテルのラウンジを思わせる高級感のあるもので、塗色はホテルのイメージカラーのダークブラウンの地色に正面はゴールドとされ、シックで高級感のある外観は、鉄道車両では例のないもので、利用者のみならず沿線住民にも好評であった。最高速度は95km/h、金属バネ台車で乗り心地が悪く、老朽化を理由に1995年に廃車された。 ’89.2 苗穂-白石 P:佐々木裕治

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