’88年2~6月、房総各線列車増発に伴う短編成化用の先頭車として、クハ115-0番代から改造(写真の種車は元クハ115-66)。一見オリジナルに見えるが側扉に半自動用の取手が残り、戸閉機械もTK8のままの為、開扉時に引残り(1,100mm幅分)はそのまま。車内も余り変わらず、運転台機器(MC37→MC22又はMC54化、ブレーキのAG38A化等)の変更、偶数向車両故にCP搭載。また編成相手のTc車も同様の改造で登場。特段の番代という訳では無く、改造当時の0番代のラストナンバー以降に付番。偶数向-570~-574、奇数向-271~-275の各5両として全10輌が登場。冷改されることなく’93年1月~7月に掛けて全廃。 ’88.5.22 千葉 P:梶村 昭仁