1958(昭和33)年、300形・400形の増備車として400形を片運転台化したタイプで、奇数車が荻窪向き、偶数車が池袋向きになっていた、総数234輌の大世帯で方向幕横のルートサインがある初期型。ルートサインは昭和35年製の645号以降は廃止された。1988(昭和63)年、02系登場により順次置き換えが進み1995(平成7)年3月末日で本線上から姿を消し、’96年7月18日限りで分岐線の運用からも外れた。7日20日にさよならイベントが行われ丸ノ内線から赤い電車がなくなった。解体を免れた131輌は南米アルゼンチンのブエノスアイレスに渡った。 後楽園 P:田中健吉