近鉄大阪線通勤用旧型車の中で1両のみ、軽量車体、台車は旧型のKS33-Lを履いた珍しい存在。次位のク1561形は当時の新型台車を装備し多数が登場し、また高性能試作車のモ1451形も塗装は異なるが同一形態であった。モ1321は電気ブレーキがないため、大阪上本町-青山町で活躍した。3輌目は終戦直後に製造したモ2000形で、造作が悪く保守に手を焼いたという。 ’66.11 近鉄大阪線 恩智-法善寺 P:永野晴樹