1988(昭和63)年、瀬戸大橋開業を機に下津井電鉄は観光鉄道として再生すべく27年ぶりに導入した新車がこの「メリーベル号」。大正ロマン調のデザインでモハ2001+サハ2201+クハ2101の3輌編成は、ダブルルーフでカウキャッチャー付。アルナ工機製。のちにサハ2201を外し、2輌編成で運用された。しかし、1990(平成2)年の路線廃止で実質運用期間3年という短命な生涯を終えた。 ’90.11.25 下津井電鉄 下津井 P:田中一弘