砂利輸送が盛んだった小田急には5形式6輌の本線用ED級デキが在籍し、ED1031は日本車輌で1930(昭和5)年に製造された50t機。最後はもっぱらJT足柄工場との連絡貨物線で使われ、1984年1月末の最終出荷時には、本機の前でお別れ式典が行われた。ただし廃車はのちの1997(平成9年)で、本線用デキは終焉を迎えた。 ’63.2.16 小田急東北沢 P:内藤健作