185系

資料館

76916

2006.01.18
79616.JPG
倶知安機関区所属の9600は胆振線内での落石による前照灯破損を考慮し、左右のデフのステーに前照灯を載せた二つ目スタイル。79616は僚機79613、79615、79618とともにそんな特異な姿で、ファンの注目を浴びた。岩内線の運用は函館本線の倶知安峠を越えるため、C62重連急行〈ニセコ〉を撮影するファンにも馴染みだった。後に追分機関区に転属、入換に従事する。1923(大正13)年、川崎造船製。正式な廃車年月日は1976(昭和51)年3月1日で、’76年まで生き延びた数少ない蒸機の一台。現在は日高町に静態保存されている。 ’72.5 胆振線 P:笹本健次

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