国鉄セキ8000形石炭車セキ8043。古い順に、セキ1、600、1000、3000、そして6000形と続いてきた北海道向けの2軸ボギー側開き式石炭車だが、1981(昭和56)年に誕生したセキ8000形はグループのトリを務める形式となった。ク5000形の廃車発生品であるTR63F形台車を用いた改造車という名目だが、実際には車体を完全に新製し、台車を流用したもの。75km/hでの運転を可能とする155輌が誕生している。北海道のみならず、本州西端の地域でも使用された。’84.7.29 上砂川 P:滝澤信久