![TS-330A.jpg](http://rail.hobidas.com/bogie/2014/10/29/20141029185643-e00bc3625090a7a2ec2a54484060e5fb81a724e3.jpg)
天下の剣、箱根の山を上り下りする箱根登山鉄道の台車。中央部に見えるレール圧着ブレーキは、最急勾配80パーミルという路線条件を持つ登山鉄道ならではの装備である。また、最小曲線半径30mという路線条件に合わせて、軸距は1800mmとなっている。
原形式であるTS-330は1981(昭和56)年に登場した初の高性能車、1000形”ベルニナ号”から採用されたもので、その後1985(昭和60)年から在来車モハ2形の高性能化に際して採用されたものがTS-330Aと区分された。また、1989年登場の2000形”サンモリッツ号”もこのTS-330Aを採用している。
写真はモハ2形108号のTS-330A。
軸距:1800mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:コイルばね
写真:2004.8.30 入生田 RM
あいにくの雨模様の中、ブルーとクリームの旧塗装で出場試運転に臨む108号。 2004.8.30 風祭 RM
2005.10.05作成
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