高森駅を出発するC12。道床のバラストには客貨に活躍するC12の痕跡がくっきりと残されていた。 124レ '73.8.27 高森線 高森 P:田中一弘
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国鉄最後のC12を撮影しに、高森線へ出かけた。当日は天気が凄く良かった。この日のC12 208は数輌の貨車で編成された691列車を懸命牽引して、高森までの25‰の勾配をゆっくり登って行った。そして高森に到着して、1時間ほどして692列車を牽引して熊本へ帰る。高森線のℂ12 208と人吉の58654が九州最後の定期蒸機列車として、1か月後の3月9日まで活躍した。 '75.2.11 高森-阿蘇白川 P:長友克行
河原に降りようと道を探しているうち偶然見つけた橋を間近に見渡せる撮影スポット。見たことのない迫力構図の白川橋梁に興奮しました。 '73.8 立野−長陽 P:本荘裕二
冬枯れの阿蘇南郷谷を走るC12、お気に入りの写真だったが、30年以上もほったらかしにしていたため、一部変色してしまった。 '74.1.4 阿蘇白川ー高森 P: 衛藤哲也
川原から見上げる写真が撮りたくて、温泉旅館の庭を通してもらいました。一発勝負なので立野駅発車の汽笛が聞こえてから緊張しっぱなしでした。 '71.4.17 立野-長陽 P:鈴木博之
高森線は、混合列車が気動車化されても細々と1往復の貨物が残っていた。それも、新幹線博多開業で廃止となり最後の定期運用に、かわいらしいヘッドマークがつけられたさよなら列車が運転された。 '75.3.9 高森 P:木部智司
立野駅に到着した124レは熊本行きの列車に連絡していました。小さく写っているこの列車に乗る夏のセーラー服の女学生が坂を下ってき、ドキドキしたことが思い出されます。 '72.8.8 立野 P:石地康司
ここは立野駅近くの峡谷に架かる鉄橋で南郷谷からの白川を望む雄大な景色が展開する。高森からの混合列車はC12 222〔熊〕の牽引でゆっくりと山影から姿を現した。ボギー貨車が2輌組まれていたので最後の客車まで画面に収めきれなかった。 混126レ 1972.3.29 高森線 立野-長陽 P:小野和俊
線路に沿って白川が流れており、真冬で無風の朝に、屏風のような霧が時おり発生する。この霧を背景に撮ろうと何度か通い、ようやくものにできた。 '74.1.3 長陽-立野 P:木村信夫
貨物輸送をまだまだ鉄道に頼っていた頃の小単位輸送の姿。ニ軸貨車に続くボギーの響きが懐かしい。この機はバック運転時の見通し用に炭水部に小窓が開けられていた。立野発高森行 混126列車 機:C12 222。 '72.3.27 立野-長陽 P:青木一郎