上野行き上り特急「とき」が上の線路を左から右へと走り、ぐるっと山の向こうでループ線を回って下のトンネルから出てきたところである。当時の特急「とき」は私にとって憧れの存在だった。 '75.11 上越線 土合−湯檜曽 P:高橋洋二
上越線の最近の記事
機関区の見学に行き、たまたま職員が研修している場面を見ることができた。後輩に熱心に説明する先輩の姿に国鉄職員の心意気を感じた。 '68.5.18 高崎第一機関区 P:高橋洋二
末期は本数が減少し撮影チャンスの減った「新雪」。数ある絵入りマークの中でも秀作だと思います。 '79.2.12 上越線 土樽−越後中里 P:稲毛信夫
関西から特雪撮影のため北海道撮影行の道すがら、上越線DD53の特雪撮影のため立ち寄りました。長岡を早朝に出たDD53は水上まで回送。午後から夕方にかけ石打まで。作業区間は土樽から。上越線の撮影地に疎く、有名撮影地の岩原スキー場前まで来たものの、線路端は高い雪壁で撮影地で見通せるかわかりません。時間が迫りあえなくホーム上での撮影。一応反対側に雪を飛ばす姿を捉えることができましたが準備不足でした。電化路線での豪雪地帯撮影の難しさをかみしめながら渡道しました。 '84.2.17 上越線 岩原スキー場前 P:奥 清博
重苦しい雪雲のもと、重厚なモーター音を響かせてEF16とEF15の名コンビが眼前を通り過ぎる。やった! もう一輌! 堂々の三重連だ。 '79.2.18 上越線 越後中里-岩原スキー場前 P:森田 宏
谷川連峰の北、土樽の谷あいをゆく181系「とき」。撮影した1978年4月は13往復中、6往復が181系だった。 まだ、イラストのヘッドマークになる前の精悍な編成。 1978.4.13 上越線 越後中里-土樽 P:高野道夫
上越線のハイライト岩原の大カーブ。この美しい181系の編成が、半年後には段違いのサロ・サハが組み込まれ、魅力が半減した。 '78.3.24 上越線 岩原スキー場前(臨)―越後中里 P:山藤 剛
年が明けて3日目、越後川口では早くも帰京客で駅が混み始めてきた。鼻面を白くさせたEF58牽引の上り臨客が入線、この先さらに積雪を増す厳しい国境越えが待っている。 '67.1.3 上越線 越後川口 P:中島正樹
先頭の側面窓変形EF16 28号機、EF58に続く10系寝台車の列。架線柱にまで雪の積もった構内で発車待ちの急行「能登」。真夜中3時の撮影です。 '80.1.12 石打 P: 稲毛信夫
赤と黄の新潟色の70系普通電車が綾戸渓谷を渡る。高崎発のこの列車は3時間以上かけて長岡を目指した。3輌目には元2等車が連結されていて、運賃だけで乗車できお得であった。 '73.3 津久田-岩本 P:高橋洋二
梅雨入り前の穏やかな季節、山男で賑わうホームに181系「とき」が到着。時は流れ昨今はホームにおしゃれな山ガールの姿があるのでしょうか。 '78.5 新前橋 P: 寶柳仁志
赤城山の裾野にある河岸段丘にも新緑が映える季節がやってきていた。食堂車が連結された12輌編成の181系特急「とき」が軽快な音を奏でながら津久田の利根川橋梁を渡っていった。翌年(1978年)10月、食堂車は外されてしまった。 '77.4 津久田-岩本 P:高橋洋二
客車列車が減ったこの頃、スキー臨客は良き被写体となっていた。EF58+12系の編成で上野から夜行で各スキー場へ向かい、午後明るいうちに戻るパターンで、撮影にも適していた。 '80.1.20 越後湯沢-岩原スキー場前 P:中島正樹
信越本線からの貨物列車を牽引し高崎駅に到着した先行試作車EF62 1。 今は碓氷峠鉄道文化村に茶色に塗装され展示されている。 '77.10.30 高崎 P:武者秀男
この日は上州路にEF58 89+EF58 61重連が走りました。 '86.8.27 後閑 P:采女 誠
一晩で天気一変。眩しい白銀の眺めのホームにクハ47先頭の上りが進入。上野まで乗って帰る間、各駅に律儀に止まる長旅で尻が痛くなった思い出。単線時代の湯檜曽駅にて。 '63.2.10 湯檜曽 P:青木一郎
新鋭EF64 1000番代が投入され上越国境からEF16が引退する、と友人から誘われて初めて訪問。受付のノートに住所と名前を書けば比較的自由に機関庫の中を撮影させてもらえた。昼食代を節約して商店で買ったインスタントラーメンをそのまま齧ったりした。 '80.8.17 水上機関区 P:平蔵伸洋
高崎-水上間で運転された、EF55復活記念列車です。美しい機関車に感激しましたが、秋田から運ばれた3軸ボギー車のスエ78の連結にも驚きました。 '86.7.25 上牧 P:采女 誠
佐渡旅行からの帰り指定券も取らずに新潟駅へ。夏休みで満員状態。車内はクーラーが効いてとても気持ちよく上野までの快適な旅。小学生の頃に乗った東海道を走る151系特別急行「こだま」「つばめ」を思い出しました。初めて乗ったときのあの感動は今でも忘れられません。 '77.8 新潟 P:迫尾 肇