鉄道ホビダス

2011年5月アーカイブ

大築堤を走り抜ける午後の東海道本線下り列車を俯瞰撮影
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【ガイド】東海道本線下り列車を俯瞰できるポイント。午後からが順光となる。被写体としては、貨物列車、日本車両豊川工場からの甲種輸送列車等が考えられるが、「ほたるトレイン117」が運転される場合は、117系改造車の回送もあり、編成写真の好ポイントになると思われる。レンズは、風景や新幹線を入れるなら、中望遠系。また、編成が短い場合は、望遠でアップで撮影したりと、お好み次第である。

【レンズ】180mm

【アクセス】三河三谷駅を下車し、地下道をくぐり、広い車道に出る。道なりに歩くと、道が坂道になる。坂を上りきり、下りになると左手に教会のある付近に左に曲がる細い道があるので、左折。突当りを右折すると、大築堤を見下ろせる。駅から約2km。車利用の場合は、東名高速音羽蒲郡ICから15km程度。

【国土地理院1/25,000地形図】小坂井

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

展望台から日本海を背景に俯瞰撮影する
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2010.8.10
中司純一(兵庫県)

【ガイド】西目駅の南西方約3kmに、由利本荘市が管理する展望台があり、日本海がパノラミックに一望できます。丁度この区間は、羽越本線が単線で、架線柱が海側に立っているので、列車の手前に何らの障害物なく、美しい風景の中で列車の撮影が可能です。展望台は2層(2階と3階)になっており、2階なら夏場でも、涼しい海風を浴びながら、日影で撮影待機できます。3階は屋根がなく、夏場は酷暑ですが、手前の樹木を完全にクリアできるので、撮影は3階からの方が良いでしょう。作例は、当地を9:40過ぎに通過する2008Mで、8連に増結されたときが狙い目です。

【レンズ】85mm

【アクセス】西目駅下車。駅の仁賀保寄約300mある踏切道を、踏切と反対方向に南下。「沼田」という集落を右折し約500m行くと、左斜めに折れる道があるので、これを延々登坂する。展望台入口まで徒歩約1時間半かかる。車なら仁賀保から国道7号線を北上すると、国道が線路をアンダークロスする地点があり、その西目寄に山側へ入る道路がある。それを登坂すると展望台下の駐車場に至る。

【国土地理院1/25,000地形図】本荘

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

雄大な岩木山を背景に
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2010.9.30
佐藤諭司(岩手県)

【ガイド】水田が広がる単線の直線区間。青森県のシンボル、岩木山を背に行く列車を撮影できる。朝早い時間の下り列車が順光になるので、残り少なくなってきたブルトレも撮影できる。

【レンズ】50㎜

【アクセス】北常盤駅から川部駅方へ約1㎞進んだ線路と並行している道路上が撮影地。車なら車なら東北自動車道黒石ICから約10㎞。

【国土地理院1/25,000地形図】北常盤

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

円山川橋梁を行く山陰本線上り列車を順光で狙う
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2011.5.15
中司純一(兵庫県)

【ガイド】山陰本線円山川橋梁と言えば、川の西岸から午後の下り列車を狙うアングルが知られているが、対岸の東岸から上り列車を狙うことも出来る。冬場の午前中の上り列車が順光だが、夏場は正午前まで列車側面に陽が廻らない。作例は、当地を12:15頃に通過する3014M<こうのとり14号>。4月より、183系B編成先頭車側面のデカールが撤去されたため、すっきりしたサイドビューを撮影することが出来る。立ち位置と焦点距離の調整により、背後の構築物をうまく列車で隠す必要がある。なお、作例のB編成は、閑散期は4連に減車されるので注意。

【レンズ】35mm

【アクセス】和田山駅下車。駅南の道路を梁瀬方へ。播但線との分岐点を過ぎればすぐ。「玉置橋」を渡り対岸へ。駅から徒歩約10分。国道9号線と312号線の交点「一本柳」交差点を北上すれば、すぐ「玉置橋」に至る。

【国土地理院1/25,000地形図】但馬竹田

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

山あいをのんびり走る国鉄色キハ30をのんびり撮影
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2011.4.10
川村一信(神奈川県)

【ガイド】上総松丘駅手前の踏切付近より撮影。国道から近く、手軽に狙えるポイント。南向きで順光時間が長くまた列車速度も遅いため撮影は容易です。ただ、交通量は少ないですが背後の国道を走る車が画面に入ってしまうかどうかは運次第。キハ30形が上総亀山方に連結された時はぜひ!

【レンズ】85mm

【アクセス】上総松丘駅より線路沿いに400mほど。車なら首都圏中央連絡自動車道、木更津東ICより約30分

【国土地理院1/25,000地形図】久留里

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

板知屋漁港の夏の朝、早起きは3本以上の得
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2008.8.15
藤田高士(大分県)

【ガイド】夏の朝、漁港岸壁で撮影。初夏から旧盆の頃にかけて午前9時頃まで海側サイドに陽が当たる。また午前6時35分頃にはコンテナ積載率が高い貨4071レが通過する。まさに「早起きは3本以上の得」である。ただし883系「青いソニック」は全編成が僅かに収まらない。水深がある岸壁なので、くれぐれも注意して撮影を。立ち位置や駐車場所など、あくまでも地元漁業関係者優先で対応をしていただきたい。

【レンズ】40㎜

【アクセス】JR臼杵駅前の交差点を右折。造船所横をとおり海岸沿いに県道を2㎞ほど、40分くらい。4071レを撮影するには、車か前泊となる。車なら東九州道臼杵インターから15分ほど。

【国土地理院1/25,000地形図】臼杵

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

青空のもとをかける伊勢志摩ライナー
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2011.5.8
木内俊嗣(奈良県)

【ガイド】橿原線の列車が、JR関西本線をオーバークロスして下り勾配を駆け下りてくるところを狙う。周辺には田んぼや金魚の養殖池がたくさんあって空も入れると広大な感じの写真になる。昼過ぎあたりから巡光になるが、夕方のほうが列車前面にも光がまわるようになる。

【レンズ】30mm

【アクセス】近鉄橿原線郡山駅の東口を出てすぐ右方向に進む。5分ほどで斜め右に入る小さな路地があり、そのまま行くと右手に線路が見えてくる。いくつかの踏切があるが、「郡山第9号踏切」付近が撮影ポイント。ここまで、徒歩で約15分。駐車スペースがないので、車の場合は駅周辺の時間貸し駐車場に停めるとよい。車なら西名阪自動車道 郡山I/Cより約10分。

【国土地理院1/25,000地形図】大和郡山

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

草津線/三雲-貴生川

築堤を行く湘南色113系を撮る
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2011.4.24
佐野 徹(京都府)

【ガイド】山をバックに直線の築堤を行く113系を道路から撮影出来るポイント。湘南色編成も今のうちに記録しておきたい。午前中の撮影をおすすめする。

【レンズ】35mm

【アクセス】草津線貴生川駅南口から線路に直角に進み、つきあたりを右折、左手の橋を渡りすぐ右折し道なりに歩く。駅から徒歩20分。
車なら新名神信楽ICから約20分。

【国土地理院1/25,000地形図】水口

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

381系国鉄色「こうのとり」を撮る
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2011.3.12
中司純一(兵庫県)

【ガイド】年末年始の「北近畿」代走で注目を集めた日根野電車区の381系国鉄色C編成。1日2編成の充当で、朝の上り2本、昼の下り2本、夕方の上り2本が撮影可能。これからの季節、昼の下り2本はトップライトとなり、良好な光線は望み辛いが、朝夕の上り各2本が狙い目。そのうち、朝の2本の好適地が、ここ山田川橋梁周辺である。上り列車が南東を向く線形で、早朝の列車が進行左側から順光で撮れる。作例3004Mで、当地通過時刻は8:18頃。同じく381系充当の3002M通過は7:00頃。

【レンズ】75mm

【アクセス】三田駅下車。駅北側の道路を道場方へ。国道176号線を越え、「桑原踏切」を過ぎると線路が右カーブし、その先に「山田川橋梁」が見える。駅から約1.6km。国道176号線「広瀬橋」から武庫川北岸を東進。山田川に架かる「山彦橋」の北側。

【国土地理院1/25,000地形図】三田

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

准国鉄色183系の上り「こうのとり」をインカーブから狙う
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2011.3.19
中司純一(兵庫県)

【ガイド】福知山電車区183系B編成で運転される上り<こうのとり>が順光で狙えるポイント。この区間は、線路が東西を向く区間に、午前の下り・午後の上り列車向きの注目ポイントが点在するが、当地は上り列車が西から南に90度カーブする区間、86.7キロポスト附近にある「野山踏切」。11:00過ぎに通過する3012Mの光線が良い。1時間前の3010M(287系)では正面に陽が充分廻らず、2時間後の3014M(183系)ではサイドが翳る。作例はインカーブからの撮影だが、アウト側からも望遠系で撮影可能である。

【レンズ】55mm

【アクセス】石生駅下車。線路東側の国道176号線旧道を北上。「坂」交差点で国道175号線と合流後、黒井方へすぐ。車なら国道175号線「坂」交差点の約150m黒井寄。道路の北すぐに踏切が見える。

【国土地理院1/25,000地形図】柏原

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

最後の14系客車急行「はまなす」を撮る
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2010.8.8
今井将義(愛知県)

【ガイド】5〜8月の早朝に「はまなす」の編成写真を撮ることが出来る。早朝の上り列車が光線状態が良い。

【レンズ】150mm

【アクセス】奥内駅からすぐの国道280号線(松前街道)を左折し左堰方面へ1km程進むと線路が左に曲がる。国道から線路の近くまで延びる細い道があり、そこを進んだところがポイント。東北自動車動青森ICから30分ほど。「はまなす」撮影は車利用が現実的。

【国土地理院1/25,000地形図】油川

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

竹林を抜ける気動車を撮る
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2011.4.24
加藤昭夫(東京都)

【ガイド】いすみ鉄道は沿線に撮影に適した場所は点在しており、大多喜から上総中野間は山間の風景が楽しめる。久我原-総元間では夷隅川を渡るカーブした鉄橋の両サイドに竹林があり、そんな竹林の間を抜けて走る姿を撮影できる。望遠で鉄橋を渡る姿か、鉄橋を渡った後の築堤で狙うか好みに応じて撮影できる。なお、キハ52の観光急行列車は大多喜-大原間の運転となり、定期列車としてこの場所には来ないが、試運転などで上総中野まで入線することもあるので、「いすみ鉄道 社長ブログ」などをこまめにチェックしたい。

【レンズ】70mm

【アクセス】久我原駅から国道へ出て夷隅川の橋を渡り約20分。館山道市原ICから約50分。なお付近の道は狭いので注意して欲しい

【国土地理院1/25,000地形図】大多喜

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

錦帯橋と城下街を望む鉄道風景写真
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2010.4.3
石黒義章(岐阜県)

【ガイド】観光名所、岩国、錦帯橋、錦川を眼下に見下ろし撮影できるお立ち台は、このエリアの山頂にそびえる、岩国城の展望台から。岩国の観光をしながら楽しめる撮影ポイント。一般の観光客で連日賑わう。岩国城から見下ろせるが、山頂まで運行されるロープウェイ乗り場横の公園からも見渡せる。JRと錦川清流線と同じ線路を走るため撮影も二倍楽しめる。

【レンズ】110mm

【アクセス】西岩国駅から錦帯橋へ向かい道なりに。あまりにも有名な観光エリアのため道に迷う心配もなくたどり着ける。徒歩60分、登山込み。岩国駅からバス利用、山麓からロープウェイ利用ならば楽々お立ち台に到着。車なら山陽自動車道岩国ICから15分。

【国土地理院1/25,000地形図】岩国

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

北行・南行の京浜東北線を撮影できる
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2011.5.4
石井佑樹(神奈川県)

【ガイド】歩道橋の階段下にあたるので、大人数での撮影には向いていない。春先から夏にかけては南行列車撮影時に雑草が入ってしまうため、10輌フル編成の撮影は難しい。北行は架線柱を意識さえすれば、フル編成で撮影が可能。

【レンズ】200mm

【アクセス】京浜東北線王子駅南口を出て、都電荒川線の線路沿いを上中里方面に歩く。都電が左へカーブすると前方に東北線をまたぐ歩道橋が見えてくる。その歩道橋を渡りきったところが撮影地。住宅地で幅員が狭く車での訪問は控えたい。

【国土地理院1/25,000地形図】東京西部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

奥深い森林をバックにアウトカーブから臨時貨物を捉える
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2010.9.20
姫野成広(北海道)

【ガイド】この場所は白滝駅周辺にある山を背景に下り臨貨が撮影できるポイント。特に色づき始めた紅葉時期が美しい。列車は半径600mのカーブをほぼスピードを落とさずに進入してくるので、フランジ音を響かせながら通過していく様は圧巻である。このカーブに差し掛かる手前を超望遠レンズで狙えば作例の様に迫力ある写真が撮れる。撮影に障害となる草木は毎年伐採されているためアングルに悩まされることは無い。光線は昼前までが順光となるが、夏終盤になると向かって左手より山影が伸びてくることから、影が薄くなる曇天も狙い目となる。ただし踏切周辺のみ除雪されないので撮影地までのアクセスには注意。

【レンズ】450mm

【アクセス】】旧白滝駅より白滝駅方向に国道333号線を約1.5km。右手にSAITOH FARMがある近くの内田踏切を渡った右手が撮影地。

【国土地理院1/25,000地形図】白滝

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。