鉄道ホビダス

2010年6月アーカイブ

183系下り特急をインカーブから
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大平充哉(愛知県)

【ガイド】高内踏切付近より下り列車を撮影する.インカーブから撮影できるが,警報機のない踏切のため線路に近づきすぎないように.撮影可能人数は3〜4人程度.光線は終日あまりよくないため曇りの日がお勧め.振り返れば,上り列車を撮影できる(午前順光).特急「北近畿」「きのさき」を撮影できる。(作例は「北近畿1号」)

【レンズ】55mm

【アクセス】山陰本線上夜久野駅から県道531号線を南へ1km強進むと国道9号線に出る.これを東へ1km強進み,山陰本線をくぐると左側に道がある.それを線路の方へ進むと高内踏切となる。車なら舞鶴若狭道福知山ICから国道9号線を和田山方面へ約30km.

【国土地理院1/25,000地形図】矢名瀬

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

日の長い時期限定のカシオペア下り撮影地
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2010.6.6
村松且富(埼玉県)

【ガイド】16時20分に上野を出発するカシオペアは、西日に照らされ、札幌を目指す。この時間、大宮までの街中では、高層の建物の影がどんどん延びて撮りづらくなるが、ここは順光で撮影できる。作例では編成がわかるように奥でシャッターを切っているが、手前に引き付けることもできる。その場合、編成後部は見えなくなってしまう。現在はEF510 500番代が牽引。最低でも、35mm換算で400mm以上ないと撮影できない。

【レンズ】510mm

【アクセス】南浦和駅を出たら、線路西側の道を線路沿いに上野方面へ約800m。外環道下の歩道橋がポイント。車なら外環浦和もしくは川口西・戸田西ICから併走する国道298号を利用。駅近くのコインパーキングを利用する。

【国土地理院1/25,000地形図】浦和

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

田園風景の築堤を駆ける貨物列車
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2010.6.7
佐藤諭司(岩手県)

【ガイド】一面の水田の中に単線の長い築堤が通っており、すっきりした編成写真が撮影できるポイント。早朝の下り列車に対して光線状態が良い。オーバークロスする道路からの撮影となるが、歩道のない側での撮影となるので安全に注意していただきたい。また朝でも車の通行量が結構あるので交通の妨げにならないように配慮してほしい。

【レンズ】100㎜

【アクセス】新屋駅から左側に進み踏切を渡る。500mほど道なりに進むと信号機のある交差点があるので左折。約500m行くとコンビニがあり広い道路に出るので右折しさらに約500m進んだ陸橋上が撮影地。車なら秋田自動車道秋田南ICから約30分。

【国土地理院1/25,000地形図】秋田西部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

夕暮れの寝台特急をねらう
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2010.6.12
酒井敏寛(東京都)

【ガイド】青森を午後6時過ぎに発車する寝台特急「あけぼの」。夏至のころなら十分撮影可能だ。浪岡と北常盤駅の間の水田地帯は片ポールで長い直線区間でブルトレも楽々画面に収めることができる。正面には日があたらないが、地平線近くまで太陽が落ちても列車に日があたる。

【レンズ】80㎜

【アクセス】浪岡駅から国道7号線浪岡バイパスを南に行くとバイパスと線路の間に田んぼが広がっている。その中に踏切があるのでその周辺が撮影地。東北道の浪岡ICからも国道7号で8㎞程度。

【国土地理院1/25,000地形図】浪岡

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

雲出川沿いの木立を抜けるキハ11
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2010.6.27
西田達哉(奈良県)

【ガイド】昨年10月の台風18号被災により、伊勢奥津〜家城間は運休のままの名松線だが、運転再開区間の家城〜松阪間は、ほとんどが平坦な田園地帯を走行する。作例は、14時13分頃通過の408Cを運転再開区間唯一のトンネルを通過する手前を俯瞰撮影したもの。この日は曇りだが、晴れれば午前が順光となる。

【レンズ】130mm

【アクセス】伊勢大井駅前の県道15号を東方向へ約2kmほど進むと駐車スペースがある。そこから雑木林を上がったところがポイント。徒歩約30分。車なら伊勢自動車道一志嬉野ICから約8km。

【国土地理院1/25,000地形図】大仰

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

信濃路をゆく長野色
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2010.6.10
髙杉直彰(東京都)

【ガイド】風景写真撮影地として有名な青柳〜すずらんの里だが、ちょっとアングルを変えればこんな編成写真も狙える。写真の長野色の普通電車のほか、特急あずさ・スーパーあずさ・貨物列車などが狙える。午後が順光。沢に落ちないように、またハチに刺されないように注意すること。

【レンズ】100mm

【アクセス】すずらんの里駅下車。線路の南側を流れる川沿いの道を青柳方面へ。「胡桃沢橋」のところで合流する沢の堤防上を線路方向へ少し行った地点が撮影地。徒歩10分。車なら中央道諏訪南ICより2km弱。駅からほど近い撮影地ですが、本数がきわめて少ないので、車での来訪をお勧めします。

【国土地理院1/25,000地形図】茅野

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

名勝「三峰の丘」周辺でD51 498「SLやまなし」を撮る
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2010.5.22
山下修司(神奈川県)

【ガイド】小淵沢から長坂方面に約4㎞、駒ケ岳・鳳凰三山を間近に望む「三峰の丘」付近は、カーブした築堤をアウト側から撮影できるポイント。好天なら富士山も画面に入る。作例は「三峰の丘」から小道を長坂寄りにある踏切に向って進んだ地点。上り25‰なので煙も期待できる。編成側面には陽が当たるが、機関車正面は陰ってしまう。ちなみに「三峰」とは富士山・北岳・奥穂高岳で高さ、日本第1位から第3位までの山。ゆったり撮影できる爽快な場所だ。

【レンズ】135㎜

【アクセス】小淵沢から中央本線の南を長坂に向う道路を通る。「新井」という集落にある郵便局を左折、丘に向う坂道をたどる。車なら中央同長坂ICから長坂駅付近を経由して約10分。

【国土地理院1/25,000地形図】小淵沢

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

六十里越えに向かう只見線を新潟県側から撮る
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2010.5.8
伊藤 洋(長野県)

【ガイド】作例の場所は福島県と新潟県の県境に位置する六十里越トンネルの福島県側口付近に位置する場所。末沢川に沿って上ってきた列車を六十里越トンネルに入る手前で捉えるポイント。夕方は逆光となるが、光るレールの軌条を上ってくる列車を俯瞰で捉えることができる。国道脇だが駐車スペースもあり、三脚を立ててじっくりと構図を作ることも可能。

【レンズ】200mm

【アクセス】大白川駅を出て、国道252号線を会津方面へ約8km。関越自動車道小出ICから車で約1時間。

【国土地理院1/25,000地形図】毛猛山

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。