九州のメインルートを行く列車を青空の下で
2007.8.12
中司朔良(兵庫県)
【ガイド】北九州地区屈指の有名撮影地。国道3号線の歩道からアーチ橋を絡めてのアングルが定番だが、国道をアンダークロスする道路脇から、築堤をローアングルで狙うと、好天時には青空をバックに、自然の中を行く列車が撮影できる。このアングルは下り列車限定で、正午前あたりから順光となる。作例は、41レ「はやぶさ」で、当地の通過時刻は定時なら9:48頃。正面に陽は廻らないが、サイド気味のアングルなので、さほど気にならない。「はやぶさ」の他、ED76・EF81牽引の貨物列車、「ソニック」などJR九州独特のカラフルなECが多数撮影可能。国道からのように遠望は効かないが、附近に踏切があるので、列車の接近を知ることができる。
【レンズ】40mm
【アクセス】鹿児島本線東福間駅下車。駅北側の道路を東郷方向へ。高架道をくぐり、しばらく行くと右手に逆V字型に分岐する道があり、踏切を渡ってすぐ。生コンのプラントが目印。駅から徒歩約15分。車なら国道3号線「八並」交差点を目安に。「八並」をいったん南に入り、すぐ右折。ゴルフ練習場の西側の道を北へ、3号線をくぐってすぐ。
【国土地理院1/25,000地形図】筑前東郷
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。