鉄道ホビダス

2007年5月アーカイブ

上り寝台特急の定番撮影地

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2007.3.24
森田 脩(神奈川県)

【ガイド】車の通れない踏切からの撮影。ポジションが狭く少人数での撮影となる。三脚も通行人の邪魔にならないように設置して下さい。天気がいいとバックに富士山が見えるが、ビームに重なり残念ながらあまり目立たない。ちなみに、上り「銀河」は6時前に通過するが、夏至の前後は山側から光が当たる。撮影地の脇は民家なので早朝、騒ぐことのないよう注意。

【レンズ】200mm

【アクセス】藤沢駅から辻堂駅方面に線路沿いルートを行く「鵠沼第二踏切前」の交差点の真横の踏切が撮影地です。徒歩約20分。付近に駐車スペースはないが、藤沢駅付近にコインパーキングが点在。

【国土地理院1/25,000地形図】藤沢

夕陽を浴びて走る小田急ロマンスカー10000形HiSE車
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2007.4.29
吉田 潔(東京都)

【ガイド】7月6日よりLSE7000形の旧塗色復活がアナウンスされ注目を集める小田急。その小田急で渋沢─新松田と並んでポピュラーな撮影地である。光は午前中酒匂川が順光で、午後は写真の方向が順光になる。最近になって作例写真の反対側にケーブルが増えたため、午後順光になる側が撮りやすい。写真は流し撮りだが、直線を駆け抜ける美しい編成写真も撮れる。

【レンズ】 200mm程度

【アクセス】開成駅から線路に並行するルートをたどって徒歩15分程度。大井松田ICから10分(ただし撮影地近辺に駐車スペースはない)。

【国土地理院1/25,000地形図】小田原北部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

釧網本線/塘路─茅沼

釧路湿原を行く列車を俯瞰するポイント
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2007.3.7
藤谷義明(埼玉県)

【ガイド】広大な釧路湿原を行く列車を俯瞰気味に撮影できるポイント。午後順光になるので、「SL冬の湿原号」の通過する頃(逆向き釧路行き)がベスト。ただ、山頂での撮影になるので風が比較的強く、手ブレ&冬季の防寒対策が必至。作例は300ミリ(デジタル換算450ミリ)だが、もう少し長いタマの方が周囲を切り取れるのでなお良い。

【レンズ】300mm

【アクセス】塘路駅より国道へ出て標茶方向へ約1㎞、踏切を渡って二本松展望地の山頂。撮影地の下に数台の駐車スペースがある。

【国土地理院1/25,000地形図】細岡

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

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高崎線/本庄─岡部

上り「能登」「北陸」「あけぼの」を狙う。

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2006.7.29
後藤中也(千葉県)

【ガイド】高崎線夏の風物詩「北陸」など上り夜行列車を手軽に狙えるポイントがここ。駅から近く、目印もあるために比較的見つけやす場所。ポイントの真横に「リケンテクノス」という変電所のような建物がある。これが目印。線路際には柵があるため、工夫が必要。光線は向かって右側からあたるために晴れると側面がかげる。

【レンズ】 200mm

【アクセス】岡部駅前の道を進み、岡部駅北の信号を左折。そのまま道なりに進んだ先にある踏切がポイント。徒歩10分弱。車なら関越自動車道本庄児玉ICから20分程度。

【国土地理院1/25,000地形図】本庄

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

名古屋市内のお手軽撮影地

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2006.2.12
寺沢秀樹(愛知県)

【ガイド】上り(名古屋方面行き)列車を手軽に撮影できるポイント。橋梁が短いため編成全体は橋梁上には乗らないが、貨物列車(8884レ・5870レ)や臨客が良好な光線で撮影できる。光線は昼前後から午後にかけてが順光。レンズは標準から中望遠がおすすめ。

【レンズ】100mm相当

【アクセス】大曽根駅から中央本線の上り線路伝いに多治見方面へ。その先にある矢田川の堤防上が撮影ポイント。大曽根駅から徒歩約20分。市街地の中に位置するので、駐車スペースはない。公共交通機関を利用したい。

【国土地理院1/25,000地形図】名古屋北部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

山陽本線/熊山─万富

山陽本線吉井川橋梁を俯瞰できるポイント

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2007.5.9
鈴木博之(岡山県)

【ガイド】瀬戸町向山公園にある「学習林小鳥の森」の万富駅方向だけは樹木が伐採されていて通称「万富の鉄橋」が俯瞰できる。既に松の木が植林されているため、これが成長すると視界が遮られる可能性があるが、ここ数年は大丈夫と思われる。13:20から14:20の1時間の間に下り5本、上り2本の貨物列車が通過する。終日逆光なので太陽高度が高い夏場がお勧め。

【レンズ】75mm

【アクセス】万富駅前の道を右に進み、最初の踏切を渡って道なりに進むと吉井川の土手に出る。山陽本線の踏切(ここも有名撮影地)を渡り、県道岡山赤穂線の合流点に出たら、県道を万富側に少し戻ると山裾に案内板が見えるので、この道を終点まで登る。徒歩で登る場合は途中に階段の近道がある。万富駅から徒歩30分程度。

【国土地理院1/25,000地形図】万富

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

函館本線/野幌-大麻

鉄道林の桜をバックに

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2007.5.6
森谷文博

【ガイド】北海道(道央)の桜は例年5月上旬に満開になります。対象は幅広く、711・721・731・781・785・キハ201・キハ183・キハ261系といったところ。ただし、711・キハ201系は運用が少ないので注意が必要です。狙い目は11時〜12時の1時間で、キハ261系「スーパー宗谷」や711系の回送列車、キハ183系「オホーツク」が通過します。現地は蕗や雑草が多く、脚立等の用意があった方がよいです。午前は下りが順光、正午前から上りが順光に。また、付近には跨線橋から俯瞰気味に撮影できる場所もあります。
また、風景写真も撮影される方は野幌原始林や酪農学園大学といった風光明媚なスポットが近くにありますので、趣向を変えて一日中楽しめます。

【レンズ】35mm〜150mm

【アクセス】函館本線大麻駅南口から線路に平行した国道12号線を野幌方向に徒歩3分。車なら道央自動車道江別西インターから約15分、札幌南インターから約25分

【国土地理院1/25,000地形図】札幌東部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

東金線/成東─求名

今では数少ないスカ色113系を狙う

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2007.4.30
服部孝博(東京都)

【ガイド】半分程度になってしまったスカ色113系。本数も少ないので位置的に総武本線との併用撮影も可能。工事が行われておりアングルが難しい。午前は下り、午後は上りが順光。

【レンズ】 80mm前後

【アクセス】成東駅から東金線と総武線が分岐する地点徒歩で12分弱。車なら千葉東金道路 山武成東ICより5km程度。

【国土地理院1/25,000地形図】成東

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

北アルプスの山々を背景に

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2007.4.29
前原章二

【ガイド】白馬スキー場をバックに列車を撮る。午前中が順光。対象となる列車は特急では〈あずさ3号〉のみ、あずさ11号は回送列車になる。また普通列車も数が少ないので時刻表で確認のこと。

【レンズ】 50mm

【アクセス】大糸線信濃森上駅下車白馬大池方面に10分ほど歩く。田んぼと線路が接近してくるあたり。車なら松本方面から国道148号を南小谷方面へ白馬の町を越えて森上駅を目指す。コンビにも周辺にある。

【国土地理院1/25,000地形図】白馬町

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。