text & photo:鉄道ホビダス編集部
取材日:’26.3.1 場所:青梅鉄道公園
取材協力:JR東日本八王子支社

2026年3月21日に予定している青梅鉄道公園のリニューアルオープンに先立って、報道と近隣在住の方に向けた内覧会が、3月1日に行われました。ここでは園内の様子を一足早くご紹介します。
【写真】展示車両を一足早く一気見!園内の様子を写真でもっと見る!
■まず気になる新規展示の3両!

今回のリニューアルの目玉となるのはやはり201系、115系、ED60の3車種の新規展示車両でしょう。いずれも美しく再塗装されて、まるで新車のような輝きで展示されています。まず目に入るのは正面入り口側にはるED60 1。長らく長野総合車両センターにて保管されていた同車はついに安住の地を得たことになります。国鉄直流新性能電気機関車の初めての形式として1958年から製造開始されたこのED60。展示される1号機は、他の2号機・3号機とともに登場直後、暫定的に中央本線で運用された経歴を持っています。

園内に入ると中央線で活躍した201系のクハ201-1がD51 452と並んで展示されています。この201系は量産車トップナンバーとして1981年に製造され、2008年初頭頃に運用を離脱し引退。以降豊田車両センターにて保管され、イベントや撮影会などで時折その姿を見せていました。今回この青梅鉄道公園のリニューアルにあたり、2025年7月に大宮総合車両センターへ入場し整備の上、静態保存されています。なお115系とともに今日の内覧会時点では方向幕などは入れられていない状態でしたが、実際開園後には数種類用意されているというレプリカ幕が差し込まれ、往時の雰囲気を楽しめるとのことでした。

また115系のクモハ115-1030も保存され、こちらはスカ色となっています。2018年に運用を終えた高崎地区の115系のうちの1両で、現役当時はスカ色になったことのないナンバーではありますが、中央線にゆかりのあるこの色にお色直しされています。特筆すべきは標記類は湘南色時代のものを踏襲しており、「髙タカ」標記のスカ色という形態が誕生しています。
■既存の車両も継続して展示

もちろん既存車両も欠けることなく展示されており、蒸気機関車たちを中心に0系やクモハ40など、お馴染みの顔ぶれが揃っています。また閉館前、痛みが見られていた一部の車両については再塗装が実施されており、いずれの車両も現役さながらの艶を取り戻しました。さらに、0系の展示されている前には新たに大きな滑り台を設置。子どもたちが新幹線を見ながら遊べる空間として生まれ変わっていました。
■建屋内は今後新たな展示物にも期待

建屋の内部は運転シミュレーターのほか、AR空間でバーチャル制服を着られたり、クイズに挑戦できるデジタルサイネージ、専用用紙に絵を描いて、その描いた絵をスキャンすると電車となりモニター内で走り出す展示、さらに鉄道小物たちの展示がなされていました。今後は期間限定や企画展など、建屋内の展示内容の変化にも期待したいところです。
装い新たに生まれ変わった青梅鉄道公園。開園直前の3月20日には201系の撮影イベントも開催を予定しており、こちらでは保管してある実際に使用されていた幕を使用しての撮影ができます。また今後は115系に掲出できるヘッドマークなども用意ができるとのことでしたので、こうした有料体験イベントの盛り上がりにも注目していきたいところです。





