text:鉄道ホビダス photo:RM
取材日:’25.10.23 場所:高松運転所
取材協力:四国旅客鉄道
JR四国は、アンパンマン列車事業25周年の記念事業の一環として「高徳線うずしおアンパンマン列車」の運転を予定しています。運行開始に先立って、2025年10月23日(木)、JR四国 高松運転所にて「高徳線うずしおアンパンマン列車」の報道公開が行われました。
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この度アンパンマン列車に改装されて公開されたのは2600系特急形気動車(2両編成)。「高徳線うずしおアンパンマン列車」は、子供に絶大な人気がある「アンパンマン」と「ばいきんまん」をコンセプトにした車両デザインとし、オレンジベースの車両には「アンパンマンとそのなかまたち」が、ブルーベースの車両には「ばいきんまんとそのなかまたち」がデザインされています。
オレンジベースの車両は高松方の2602号車。「アンパンマンとそのなかまたち」をデザイン。
ブルーベースの車両は徳島方の2652号車。「ばいきんまんとそのなかまたち」をデザイン。
オレンジベースの車両にはえんじ色ベースの、ブルーベースの車両には青色ベースのモケットを採用。各号車、客室内の天井に「アンパンマンとそのなかまたち」「ばいきんまんとそのなかまたち」のイラストがあしらわれています。
運転区間は高松駅から徳島駅間。高徳線特急「うずしお」として1日5往復運行する予定。なお、10月25日(土)、徳島駅11時24分発高松行きのうずしお12号の発車前に出発式の催行が予定されています。
2602号車車内。天井に「アンパンマン」などのキャラクターイラストが描かれている。
2652号車車内。シートモケットは青色。天井には同じく「アンパンマン」などのキャラクターイラストが描かれている。
なお、2600系は試作的に2連2本4両だけが製造された少数派系列で、今回その2編成ともにこの「アンパンマン」仕様となることで標準色が消滅というこれも珍しいケースとなります。



