text & photo:鉄道ホビダス編集部
2024年3月ダイヤ改正でデビュー予定のE8系「つばさ」ですが、プラレールでも同時に発売予定となりました。もちろん新規金型でE8系特有の造形を再現しており、完成度は高いものに。さらにセットに付属するとあるレールは「レイアウト派」なら見逃せないアイテムになっています。
【写真】プラレールのE8系&新開発「S字レール」を写真で見る!
■E8系がプラレールに 実車同様の連結ギミックも!
2024年3月16日の運行開始とともに発売となるプラレール「連結!E8系つばさ&トミカアーチ踏切セット」。先述の通り新規金型で特徴的な先頭形状を持つE8系をうまくプラレールとして再現しており、車体上部を彩る「おしどりパープル」と帯色の「紅花イエロー」、そして「蔵王ビアンコ」の3色も美しく塗装により表現されています。
また、実車はE5系と併結して運行されることから、プラレールでも連結仕様で登場。実車同様にE5系と繋げて遊べるだけではなく、実際にはない組み合わせで楽しむのもまたプラレールならではで良いでしょう。
■アーチ型の踏切も付属
セットには駅ホーム、トンネル、ピンクと黄緑の立ち木が彩を添えるほか、アーチ形の警報器が目立つ踏切も付属します。これは実際に山形新幹線や秋田新幹線などで見られるタイプの踏切で、それを再現したもの。もちろんこちらの踏切はトミカタウンのどうろと接続して遊ぶこともできます。その他にもグレーの直線レールやストップレールも付属し、リアルな雰囲気を楽しむこともできます。
■優秀なS字レール 初回特典で+3本付いてくる!
このセットでもう一つの目玉となるのがやはりこの新開発となる「S字レール」でしょう。このレールは直線レール1本分の長さで、複線レール幅を横移動できるというスグレモノ。複線レイアウトや複々線レイアウト、さらに実際の路線配線を再現する際は非常に心強い味方となってくれることは間違いないでしょう。
編集部でもこのS字レールを活用し、複々線の中線が行き止まりからの複線へと戻る配線や、高架複線から1本を地上に、1本をそのまま高架に振り分け、上下構造にする配線などを組むことができました。もちろんこれ以外でも工夫次第で様々な使い方ができそうなレールで、今よりさらにプラレールレイアウトの自由度が高くなるだけではなく、レイアウトを組む際に「あると便利なレール」となっていくように思いました。
このS字レールは初回特典で通常品1本にプラスして3本が付いてくるほか、セット品のものは濃いブルーの特別カラーというところも見逃せない存在です。もちろん「R-29 S字レール」として単品(4本セット)販売もされる予定なので、買い足したい向きにも応える形になっています。
実車ではいよいよ世代交代が始まる「つばさ」。新開発のレールとともに、プラレールでも盛り上がりを見せることとなるでしょう。