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特集・コラム

お揃いの蝶ネクタイで出発式! 「スーパーはくと」各所に描かれた名探偵コナンを探そう!

2023.12.04

大阪駅3番ホームで開催された出発式の模様。

text & photo:RM
取材日:’23.12.3 場所:大阪駅
取材協力:智頭急行、西日本旅客鉄道、鳥取県

 漫画家青山剛昌氏のふるさとである鳥取県と京阪神を結ぶ特急「スーパーはくと」号。その1編成を青山氏の代表作のひとつ「名探偵コナン」のキャラクターで装飾し、12月3日から運行が開始されました。当日は倉吉駅と大阪駅では出発式が催され、RMでは大阪駅の出発式の模様を取材しました。

散りばめられたキャラクター探しも楽しいコナン仕様の「スーパーはくと」

 国内のみならず世界的に人気の高い「名探偵コナン」を特急「スーパーはくと」号にラッピングし、国内外の観光客に、京阪神から乗換えなしで移動できる「特急スーパーはくと号」の魅力をPRして、鳥取県への誘客を図るとともに利用者増を図るという企画。

 鳥取県中部地域では、2025年春に県立美術館開館、2027年に青山剛昌ふるさと館の移転新築等が予定され、2025年の大阪・関西万博を好機に観光入込客の増加が期待できることから、「スーパーはくと名探偵コナン号」を観光コンテンツの一つと位置付け、地元施設等とも連携して交流人口拡大を図るとのことです。

 なお、当日は青山剛昌さんらしいメッセージも読み上げられ、ラッピング列車の門出に花が添えられました。

■青山剛昌さんのメッセージ

どーも青山です!

京阪神と鳥取・倉吉を結ぶ直通の特急列車「スーパーはくと」と「名探偵コナン」で装飾しちゃうとはビックリと同時にとても光栄です!

実は、ウチのコナンと同じく、「スーパーはくと」も30周年! オレは兎年生まれで「スーパーはくと」も白うさぎ! ついでに今年は丁度兎年‼(笑)

何かとご縁があるこの列車、いつまでも皆様に愛され続けますように…♪

「スーパーはくと名探偵コナン号」の特徴
(1)車体に様々なコナンを配置することで旅の楽しさが演出されます。
(2)外装だけでなく、内装にも凝っており、客車の床面、枕カバーやロールカーテン、デッキにもコナン君とその仲間たちがデザインされています。

イラストイメージ:JR西日本提供

出発式参列者
 出発式には智頭急行の稲田代表取締役常務、JR西日本の三津野執行役員近畿統括本部長、大阪駅の渡辺駅長、鳥取県の亀井副知事、青山剛昌ふるさと館の河﨑館長に加え、江戸川コナン君本人も登場しましたが、全員がコナンのトレードマークでもある赤い蝶ネクタイといういで立ち。和やかな雰囲気のなか1号車が発車していきました。

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